時代は、1933年、昭和8年の設定。
今日から主人公は花田鈴子ではなく福来スズ子と呼んでいいだろう。
彼女たちが所属する梅丸少女歌劇団はいよいよ人気が出てきて、公演活動は全て単独となった。
そして、何よりも今週からは本来の配役たちが演じることになる。
その中にはNHK朝ドラお馴染みのメンバーもちらほら。
毎回欠かさず見ている私にとっては楽しみがいくつも増えたような気分。
先週は6年前のエピソードが描かれていたが、あの時からのスズ子の劇団内の立ち位置はほとんど変わっていなかった。
要するに、その他大勢。
しかし今日見ていて新たにわかった事はあのスズ子がなんと教育係に‼️
この間までは橘あおいが務めていた、言ってみれば鬼軍曹の役目をスズ子が引き継いだ形になる。
重要な役目を請け負いながらも、スズ子には1つの不安があった。
自分のウリって何なんだろう?
要するにアピールポイントだよね。
なかなか見つからないので、彼女なりに苦しんでいるような。
さらに今週から歌劇団に加わることになった花咲から移転してきた新たなメンバー。
男役の秋山美月
演じているのが伊原六花
どうやら今までとはがらりと変わったイメージで登場しているようだ。
目次
教育係(鬼教官のつもり)
物語の設定でスズ子が新人の教育係とはね。
指導の様子も物語の中でいっぱい語られていたけど、橘センパイの言葉遣いがそのまま。
教育の様子を傍で見ていたセンパイ本人が私ってあんな感じ?
自分のものまねをされるのは意外とわからなかったりするもの。
スズ子が本音で語っていた部分もあったと思う。
もし教育係が橘センパイならあんた方は殺されていた😱
なるほど、そんなバカなと思うかもしれないが、先週までのエピソードを振り返ってみると、そんな気がしないでもない。
その時のシーンによっては意地悪を通り越して悪意すら感じたから。
スズ子にとっては教育係を仰せつかった事は、彼女の梅丸愛の最も望ましい形での表現だったかもしれない。
リリー白川と桜庭和希
かつての仲良し組は、今も健在。
お昼ご飯はここのレストランで食べているようだ。
スズ子はカレーがお気に入りで1度食べ始めると毎日同じものを頼み続ける。
そういえばこの頃から洋食の様々なメニューが世の中に出回るようになってきたかも。
リリー白川はスズ子と同じ女役。
男に絶妙なタイミングで媚びを売るのが彼女の得意技。
そして男たちも見事に彼女の媚びに反応する。
対する桜庭は相変わらずでどちらかと言えば愛想がない。
しかし髪型など子役の時とほとんど同じ。
今週からのエピソードでは彼女に1波乱ありそうな雰囲気でもある。
と言うのも同じ男役の後輩秋山美月から演技についてのクレームを受けていた。
この辺がどうやらって雰囲気だけどね。
新メンバー男役秋山美月
こう言ってはなんだけど、彼女は朝ドラ出演はなつぞら依頼ではなかろうか?
主人公と同期のアニメーターで、友達的な役柄を演じていた。
確かドラマの中で結婚したような気がする。
この頃から可愛い役どころがぴったりハマっていたので記憶に残るが、彼女はなんと大阪の登美ヶ丘高校のバブリーダンスの時の部長。
伊原六花はYouTubeチャンネルもやっているので、ダンスなどの動画を多数アップしている。
時々見るので、しょっちゅうYouTubeの紹介動画の中に出てくる。
もともと体を動かすのが好きなんだろうと思う。
今回の役どころはタップダンスの名手との事らしい。
これからどんなふうに演じてくるのか大いに注目したい。
大和礼子のアドバイス
スズ子にとってこれから劇団の中でどんなポジションを演じていくのか、新たな悩みに直面していた。
母親に言われたように笑顔で媚びを売ってみたところが?
スズ子は同じ女役のリリー白川のようなコケティッシュな魅力ということにはならないようだ。
自分のチャームポイントが何なのかを新しく探し始めなければならない。
もともと踊りもそれほど上手なわけではなく、さらには小柄なこともあって、舞台映えしないのがスズ子の悩ましいところ。
スズ子が目指す目標はやっぱりトップに立つことなのかな?
とにかく後の笠置シヅ子の歴史を考えると、このまま終わるはずもないので。
六郎の新旧も
どうやら梅丸少女歌劇団は、これからさらなる進化を遂げるために厳しい稽古が待ち受けているようだ。
まさか落ちこぼれが出るとは思いにくいが、こればっかりは物語を見てみなければ何とも言えない。