くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ブギウギ エンターティナーの楽しみ

物語の設定は昭和26年11月

戦後は多少時間が経って、世の中はそれなりに落ち着きを取り戻し発展するような様子。

物語の主要な登場人物作曲家「羽鳥善一」は2000曲作曲を祝う会が催されることに。

善一らしい不思議なこだわりで物語はユーモアたっぷりに描かれる。

善一に呼ばれたスズ子と茨田りつ子は2000曲作曲記念のパーティーで特別な催し物をすることを依頼された。

今更確認する必要もないが、羽鳥善一のモデルは服部良一。

スズ子は笠置シズ子。

茨田りつ子は淡谷のり子。

3人にまつわるエピソードがそのまま物語に踏襲されているような。

ブギウギでは善一の作曲数が2000曲を超えたことが紹介されていた。

生涯で服部良一は3000曲以上を作曲したとされる

そうなると、この当時の他の作曲家たちがどうなのかも調べてみたところ。

古賀政男は4000曲以上

古関裕而は5000曲以上 作曲

もちろん芸術家と呼ばれる人たちの業績は数字では評価できないと思うが、この時代日本の歌謡界は今とは比較にならないほど賑やかだったのかもしれない。

今日のエピソードの見所は茨田りつ子がスズ子に説得されてラインダンスを踊るところ。

淡谷のり子同様りつ子はブルースの女王として動きの激しいパフォーマンスは全くの未経験。

説得されたとは言え、まさかラインダンスを踊らされるとはね。

物語は心の中に少しばかりのゆとりを持ち始めた芸術家たちのそれぞれが描かれることになった。

オフショット 出し物の発案はスズ子

目次

羽鳥善一2000曲作曲記念コンサート

スズ子の衣装はドラマのタイトルコールの時にも使われていた

物語の流れから見てそろそろ世の中は戦後の復興が加速度を増した感じ。

エンターテイメントの言葉が出てくるあたり、世の中は少しずつ娯楽にも目を向けるような時代に。

昭和26年は私が生まれる2年前に相当する。

考えてみれば、テレビ放送の始まる1年前。

羽鳥善一は、この頃2000曲を超える作曲数を誇った。

もちろん有名な曲もそうでない曲もあっただろう。

歴史に残るほどの作曲家なので、大抵の曲は知っているものと思われる。

特にジャズテイストの曲に関しては、彼の独壇場だったかもしれぬ。

ドラマ制作のこだわりとして、スズ子の衣装はこの物語が始まったときのステージ衣装をそのまま使用。

およそ半年前のことになるが、当時は気にも留めていなかった細かい味付けなど今更のように思い出すことになる。

スズ子とりつ子

スズ子はアイスをおかわり🤣

2人のモデルとなった淡谷のり子と笠置シズ子は生涯通して交流が続いていた。

2人とも歌っている曲のジャンルは、まるで違うが、歌手活動へのポリシーはお互い共通するものがあったと思われる。

特に戦前から戦中にかけての歌手活動は困難を極めた。

それでも2人ともプロとして1歩も引き下がることなく自分のポリシーを貫いた点で考えれば、ある意味戦友のようなもの。

それぞれ嫌味を言ったところで、相手のことを認めるまたはリスペクトする心にはいささかの陰りにもない。

スズ子がジャズ風のアレンジで楽しく歌うことを得意としたことに対して、りつ子はブルースの女王として心の奥の葛藤などを描くことに長けていた。

名曲「別れのブルース」の後がすごかった

2人に共通するのが羽鳥善一のお気に入りのアーティストなこと。

全くジャンルの違う2人の歌手は、同じ作曲家の下で活動する不思議な関係でもあった。

ラインダンスのヒントは愛子のお遊戯会

親娘?姉妹❣️😅

善一のパーティーでりつ子とスズ子に余興のオファーがやってきた。

これは2人に直接ではなく、スズ子のマネージャータケシに依頼された。

りつ子の発案で善一がびっくりするような出し物をと提案される。

スズ子が思いついたのは、ラインダンス。

スズ子にとってはお得意。

梅丸歌劇団の時に散々やっていた出し物なのでお手のもの

物語では、善一の意表を突いた形で演じられることに。

舞台上で一緒に踊っていた善一がコけるのは草薙剛のアドリブとのこと

それにしても、出し物のヒントが愛子の幼稚園のお遊戯会のものを思いつくとはね。

パーティーの楽しそうな様子ももちろん伝わってくるが、当時日本の歌謡界がここまで華やかだったことが戦争を乗り越えた日本の人たちのたくましさが感じられてほほえましく見ていられる。

1951年11月から

1951年新宿駅から三越通りへかけて

1951年と言えば、NHK紅白歌合戦の第一回が開催された年である。

もちろんテレビ放送は無い。

に開催されるのは12月31日と今と変わらないが、時間が夜8時から9時までの1時間だったようだ。

そして歌合戦ではなく、歌試合と命名されていたようだ。

そして男女ともに数名の歌手が男性チーム女性チームに分かれて歌を披露する。

第1回の時は男性チームが勝利したようだ。

した歌手たちのギャラは一律3000円とあった。

この出演料は、今の貨幣価値に換算すると、およそ90,000円程度とされる。

笠置シズ子や淡谷のり子が普段どの程度の出演料でステージに立っていたかおおむね想像できる。

物語のストーリーは全て脚色だと思われる

少しずつ世の中が平和を取り戻しつつあった頃と思われた。

 

ブギウギ1週間振り返り 母と娘の物語

カウントダウンの始まったブギウギは、ここへ来て物語の展開スピードが加速しているような。

先週スズ子に新しいマネージャータケシがやってきたと思ったら、今週はもうアメリカ行きの物語。

アメリカへ行く前にコンサートを開いて、ファンに自分の歌手活動をアピール。

しかしこれは今週描かれたストーリーのほんのきっかけの部分。

今週の物語の本体は香川にいる父梅吉との別れ。

スズ子の生い立ちには、特別な事情があってお別れにはそれなりの儀式が必要に。

愛子の子育ても現在進行形でがんばるスズ子にとって仕事と子育ての両立は周りが思う以上に大変なものが。

愛子はアメリカから帰ってきたスズ子に人見知りをする。

そしておよそ1年経った後、梅吉危篤の電報が届く。

急遽愛子と香川に向かうスズ子

既に息絶えようとしている梅吉とスズ子 愛子とのやりとり。

それは実の娘ではないスズ子を、離ればなれになっていても繰り広げられた親ばか梅吉の半生の物語でもあったようだ。

さらに繰り広げられたのがスズ子の産みの親キヌとの再会。

2人は事情があって離れ離れになったが、間違いなく本物の親娘。

そして梅吉の葬式の後、母と娘は様々なしがらみを乗り越えて自分たちが本当の親子であることを確認。

愛子にはマミーのマミーと自分の母親であることを告白。

愛子のおばあちゃんであることも告げる。

再び会う約束をした親娘は香川を後にする。

オフショット 柳葉敏郎はここで物語から退場となる

目次

蟹専門店の北海道網走水産

アメリカ遠征

アメリカから帰国後 お互いの存在を確かめ合う

アメリカ行きのストーリーが始まった頃、手がつけられない位ぐずっていた愛子。

しかし、スズ子は心を鬼にして愛子を振り切って渡米。

およそ4ヶ月間のアメリカ公演は、シズ子なりに成果はあったが、再びアメリカに行こうとは思わなかったようだ。

何よりもアメリカにはおいしいライスカレーも中華そばもない。

さらには愛子がいないことが決定的な理由とされた。

実は、モデルの笠置シズ子のエピソードを考えたときに、アメリカ遠征のいきさつの中で完全に抜け落ちていることが1つある。

それはまだ幼い美空ひばりとの確執。

美空ひばりが笠置シズ子に先駆けてアメリカ行きを成功させていた。

そのことが後々大きく影響することになって、アメリカ行きの計画は二度と持ち上がらなかった。

笠置シズ子は1番乗りでアメリカに行きたかったが、それが果たせなかったことで思うような成果があげられなかった。

ブギウギではこのエピソードを完全無視。

アメリカから帰ってきたのが昭和25年の10月頃と思われる。

既に新居も出来上がっていて、スズ子たちは広く大きな家で暮らすことになった。

スズ子と愛子の日常

スズ子の実父菊三郎の形見の時計を愛子に

物語の中ではさらりと語られていたが、スズ子は愛子の友達なども呼んで賑やかにパーティーなどを催していたようだ。

スズ子のご近所さん達は芸能人のお宅で楽しい時間を過ごせることでかなり人気があったらしい。

考えすぎかもしれないが、来週愛子の誘拐事件が持ち上がる。

もちろん笠置シズ子の人生にも同様のことが。

その時の犯人が笠置の家に出入りしていた女性の夫だということが発覚。

このさりげないエピソードは、来週への布石と見ることもできる。

父梅吉とスズ子親娘

遺影用の梅吉写真

瀕死の梅吉は最後までダジャレを言って周りを和ませようとする。

スズ子に会えたことで、寿命が2時間伸びたと。

そして日々行儀の良い言葉遣いを心がけていたスズ子も、梅吉の前では大阪弁丸出しで悪態なども思いのまま。

これこそかつての父と娘の関係。

2人の下品なやりとりを母親のツヤがたしなめていたよね。

そのどうしようもない一家に使用人として記憶喪失のゴンベエさんが。

弟の六郎とゴンベエさん オフショット

梅吉の記憶はこの頃から止まっていたようにも思える。

スズ子の娘愛子も可愛くて仕方がない。

亀と一緒に に〜って🤣

梅吉は最愛の妻ツヤを忘れる事は生涯なかったと思う。

2人はスズ子にとって育ての親になるが、梅吉はスズ子を正真証明自分の子供と言って譲らなかった。

両親😌😍

スズ子は梅吉の葬儀で実母と再会することになる。

実母キヌとスズ子親娘

あのおばちゃんは誰? マミーのマミーや😍
愛子のおばあちゃんやで

スズ子の実母キヌはスズ子同様お互いが本当の親子であることを知っている。

本来なら一緒に過ごすべきに親娘だったが、当時の事情で離れ離れに暮らすことに。

スズ子も詳しい事情を聞いたのでことを立てて公にするような事は避けていた。

しかし梅吉が亡くなった今、キヌはたった1人残った肉親。

物語を見ていて感じたのは、今まで名乗り合うこともはばかられる実の親子だったが、これからは少しずつ会う機会を持とうと決意するスズ子。

スズ子の申し入れが嬉しくてたまらないキヌ

この場面のやり取りでキヌはスズ子に初めて母親として受け入れてもらえたと直感。

この後のキヌの涙まじりの喜び顔。

彼女はスズ子を自分で育てられなかったことをどうしようもなく後悔していた。

自分は娘を捨てたとずっと自分自身を責め続けていた。

そのことを初めて許されて慰められたと感じるような描かれ方。

2人の息子が梅吉にとても可愛がってもらえたと述懐

今週の1番の名シーンがこの辺になるだろう。

来週のエピソードでは新たに事件が持ち上がるような様子。

そして愛子を演じていた「小野美音ちゃん」から「このかちゃん」にチェンジ。

このかちゃん 今年の4月から小学校3年生満9歳になる

どうやら彼女の反抗期の様子も描かれそうな雰囲気。

ブギウギは最後のエピソードに突入する。

ブギウギ 親娘のかたち

1週間の締めくくりにふさわしいエピソードだったのではなかろうか?

ここ最近は朝ドラを見ながら涙ぐむ日々が続いていたが今日の物語も同じ。

スズ子の実の母親キヌと再会するシーン。

お互い本当の親子であることがわかっていても、名乗り出ることがはばかられる関係。

それぞれ別々の人生なり、物語なりを背負って生きているので。

しかし、今日のエピソードの中頃に描かれたスズ子の本音とも言うべき発言。

愛子がスズ子と話していたおばあちゃんについて問いただしていた。

あのおばちゃんは?

言葉に詰まりながらも、はっきりと口に出すスズ子。

マミーのマミーや😌

愛子のおばあちゃんや👵

今日1番の見所がこのシーンだったと思う。

役者たちもここぞとばかりに名演技を披露。

キヌを演じていた中越典子。

彼女ははるか昔の朝ドラで主人公を演じたこともある実力派の女優。

こころ

せっかくなので後で紹介するが、この時主人公のこころを演じていたのが中越典子

そして彼女の母親を演じていたのが伊藤蘭

ブギウギを見てきたものにとっては、伊藤蘭は物語の主人公スズ子を演じる趣里の実母

かつて母親役を演じてくれた女優の娘が今 自分の娘役を演じていると言う。

私は勝手に思うが、NHKの粋な計らいだと感じたね。

今日のブギウギでは梅吉の葬式の時に、キヌと再会したスズ子の胸のうちと 初めて身内を失った愛子のいたいけな子供ながらの反応が涙を誘った。

香川から帰った後元通りの生活に戻ったスズ子たち。

既に来週の予告編も発表されている。

笠置シズ子にも起こった誘拐事件が描かれるようだ。

ドラマはさらに新たな登場人物も加わることになる。

本当の親子 青年2人はスズ子の異父兄弟

目次

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梅吉が旅立つ時

育ての親梅吉と我が子を託したキヌ

梅吉の葬式のときの祭壇には南無阿弥陀仏とあった。

なんとなく宗派がわかると言うもの。

みんな黒の喪服を着て親族だけは白い着物を着ている。

この当時の葬式のしきたりに習ったものと思われる。

梅吉は弟の仕切りで葬式をすることになったようだ。

物語はてきぱき進んで香川からスズ子親娘が旅立つ場面も描かれていた。

愛子はおじいちゃんに撮ってもらった写真を手渡される

物語の中では白黒写真だったが、実際はカラーできちんとしたものが存在。

梅吉撮影 亀を持ってご満悦の愛子

亀との別れを名残押しそうな愛子。

梅吉とスズ子は血のつながらない親子だったが、誰からも愛される存在だったね。

スズ子は再び香川に赴いて今度は歌を披露すると言う。

なごりおしそうな香川の人たち

どうやら予定よりも長く滞在したような口ぶりだった。

再会 実母キヌ

マミーのマミー😨😭💦

今日描かれたエピソードの中で軍を抜いて見ごたえあったのがこのシーンだったと思う。

スズ子もキヌもお互いが本当の親娘なのに名乗り出ることができない。

決して秘密にするのではないが、やはり大きな声で宣言するとはばかられた。

しかしお互い相手のことを思いやり、それぞれがいとおしいと思う気持ちにいささかの曇りもない。

スズ子は愛子から尋ねられた時に、キヌを

自分の母親だと宣言。

背中ごしにスズ子の言葉を聞いていたキヌの感極まった表情。

キヌにしてみれば、スズ子も愛しい我が子。

人の目がなければ力いっぱい抱き寄せて頬ずりしたかっただろう。

それはスズ子も同じ。

育ての親ツヤはもちろん愛しい存在だが、実母はまた別な意味で尊いのだ。

それぞれが本当の気持ちを胸に秘めたまま別れようとする。

朝ドラ“こころ” 伊藤蘭が母親役

ブギウギのこの辺の演出は心にくいばかり。

スズ子の家系の種明かし

愛子のおばあちゃんやで😅

スズ子の実の母親は間違いなくキヌ。

彼女は次郎丸家で女中奉公していたときに、そこの跡取り菊三郎との間に子供ができてしまった。

後ろ指を刺されて追い出されてしまった時に、生まれてきた子供を引き取って育ててくれたのがスズ子の育ての親ツヤ。

梅吉とツヤに育てられたスズ子は自分の出生の秘密を後年知ることになる。

15年前の法事の時 出生の秘密を知ることになる

スズ子は本当は1時預かりで育てられるはずの娘だった。

しかしスズ子をかわいいと思ったツヤと梅吉は時間が経つにつれて、自分の子供として育てることに。

これがスズ子の家系の歴史。

年1回は香川に帰る約束だったが、いつの頃からか約束は反故に。

その時以来になるはず。

香川から東京へ 新しい生活

お弔い お鈴の鈴棒が行方不明😰

香川から戻った後スズ子には仕事の依頼が舞い込むように。

この時代の代表的な歌手として引手あまただったようだ。

物語を見ていて、なんとなく感じたのは亡くなった。両親と愛助の遺影が飾ってあるのはわかるが、スズ子の収入を考えれば、立派な仏壇があってもおかしくないなぁと思った素朴な疑問。

既に来週の予告編も発表された。

有名な誘拐事件が描かれるようだ。

この物語であと描かれるとすれば、来週の誘拐事件とスズ子の歌手廃業になるのでは。

笠置シズ子が歌手を廃業したと同様スズ子も歌手を辞めるはず。

もちろん理由もきちんと述べられるものと思われる。

今週はスズ子の生い立ちについて詳しく語られると同時に、別れることそして次の世代につないでいくことが大切に描かれた。

物語はよいよ大団円を迎える。

ブギウギ 絆は血よりも濃い

考えてみればスズ子が梅吉の実の娘でない事は昔から誰もが知っていた。

以前、里帰りしたときにスズ子は自分の出生の秘密を知ることになった。

何度も物語の中で語られてきたことだが、スズ子は自分の秘密を知らなかったことにして、今まで生きてきた。

どうやら今日それらのこと全てが明るみに。

父親梅吉はどうやら今晩か明日がヤマだという。

物語は愛子と梅吉 さらにはスズ子と梅吉の世代を超えたやりとりが描かれた。

愛子はおじさんの六郎の亀がかわいいと。

梅吉は亀はアホやけどかわいいねん。

祖父と孫の何の変哲もないやりとりが物語を鑑賞する冷静な目を呼び戻してくれる。

長い時間かけて描かれたのはスズ子と梅吉のやりとり。

2人が実の親娘でないことをお互いが確認しあうシーン。

スズ子はなぜ本当のことを語ってくれなかったのか?と梅吉に話しかける。

必要ないからや😌

梅吉の答えは驚くほど単純明快。

スズ子はワシとツヤちゃんの本当の娘なんやから話す必要はない。

さらに続く。

今まで知らんふりしてくれてありがとう。

親子といえども話せること話しにくいことがあるのは当たり前。

だからこそ察する必要が。

スズ子にとって親と呼べるのはやはり梅吉とツヤなんだろうと思う。

もちろんスズ子は自分の生みの親のことは知っている。

梅吉もツヤもその事は当事者ゆえに忘れるはずもなく。

花田家の伝統は血のつながりを超えてしっかり受け継がれていくことが確認された。

父親とは離れられない😭

目次

カメラマン梅吉の業績

若い女性の水着写真集🤣

香川に戻った梅吉が写真店をしていた事は以前も紹介された。

店はそれなりに繁盛していたと伝わる。

昨日あたりから繁盛していた理由が、少しずつ明らかに。

梅吉は海水浴に来ている若い女性の水着の写真を多く撮影していたらしい。

そして出来上がった写真を自分の店のショーウインドーに飾ったとのこと。

その写真の素晴らしさに感動した街の男たちが写真を買い求めるように。

どうやらそのようにして店の売り上げに貢献したようだ。

ちょっと聞いてみたところがびっくりな内容🤣

梅吉は真面目な仕事ぶりで誰からも愛されていたらしい。

梅吉に写真を撮ってもらった人は皆元気になるのだと。

梅吉と愛子じいちゃんと孫のやりとり

カメラに向かってに〜っや😅😍

病床の梅吉に愛子が訪ねていく。

恐る恐るだが、興味が湧いたこともあって愛子は梅吉と会話を交わす。

孫が可愛い梅吉は思わず真を撮ると言い出す。

そういえば愛子と梅吉は初対面では無いはず。

3年ほど前、生まれたばかりの愛子に「お食い初め」を施したのは梅吉

脚本の巧みさに舌を巻くばかりだが、ずいぶん前に描かれたことが伏線として今蘇ってくる。

梅吉は血がつながっていない孫でも、そんな事とは関係なく可愛がってくれる。

かわいいものを素直にめでる気持ちは細かい理屈など必要ない。

スズ子と梅吉 親娘のやりとり

今までありがとうな

梅吉とスズ子の親子のやりとりは涙ぐんでしまうほど感動的。

梅吉に残された時間はあとわずか。

普通なら意識のないまま息を引き取ってしまうようなところだが、この物語ではわずかな時間ながら、親娘のそれぞれの胸の内を語り合うやりとりとして描かれた。

スズ子は自分の出生の秘密を全て知っていたが、いつか親からそのことを話してもらえると思っていたようだ。

しかし、梅吉もツヤもそのことには全く触れずじまい。

眠っている梅吉に話しかけるスズ子。

眠っているふりをしていた梅吉はスズ子の問いかけに平然と答えていた。

話す必要がないからや。

スズ子はワシとツヤさんの娘。

親娘のやりとりの後、お互い感謝の気持ちを伝え合う。

今までにしてくれてありがとう。

スズ子も梅吉には感謝の気持ちが湧いてくる。

2人のやりとりの中で傑作だったのは東京ブギウギをモジった

父ちゃんブギウギを2人で歌ったこと。

東京を父ちゃんに変えただけのシンプルなものだが、2人のやりとりが驚くほど感動的に描かれる。

育ての親が目の前で旅立とうとすることをどうしても受け入れたくないスズ子。

しかし、梅吉に残されたわずかな時間があまりにうらめしい😭

わかっている事とはいえ切なく悲しいシーン。

花田家伝統

周りの人を元気にできる😅🤣

花田家の人には特別な才能があるように描かれる。

それは周りの人を元気にすることができる

スズ子は歌うことによって日本中の人々に元気を届けてきた。

今日明らかになったのは、梅吉と関わった人たちは皆元気をもらえたとのこと。

考えてみれば、ツヤも六郎も同様の才能に溢れた人たちだったかもしれない。

大阪の銭湯時代が懐かしく思い出される。

今週のエピソードは明日で終わり。

ブギウギは先月撮影が終了。

残りの放送回数も土曜日の1週間振り返りを除けばあと15話。

このドラマは驚くほど進み方が早かったように感じる。

それだけ感情移入できた素晴らしい出来栄えだったんだろうと今更ながら感心する。

モデルの笠置シズ子の人生がそのまま反映されているけど、ここまで波瀾万丈の人生を送った人は数少なかったはず。

ブギウギ 父と娘…孫

物語のてきぱき感が際立つ語り口。

アメリカ公演から帰ってきたスズ子。

愛子との再開を果たしたスズ子は思わず感極まって、涙ぐんでしまう。

渡米の時、あれだけぐずっていた愛子はいざ再会するとはにかんで人の影に隠れようとする。

愛子を演じている小野美音ちゃんの芸達者なこと。

幼い子供の人見知りな様子がピタリとハマる。

エピソードの冒頭で語られたのは良好な近所付き合いをするスズ子や愛子の様子。

さすが広い敷地で立派な邸宅ともなれば周りの人が集まるのもうなずける。

モデルの笠置シズ子も同じように近所と交流があったと聞いている。

そんな中届いた1通の電報。

チチキトク スグカヘレ

それは香川から父梅吉の病気療養の現実を伝える厳しい内容だった。

がんを患っていて、半年ほど療養生活を続けたらしいが、ここへ来て悪化。

考えてみれば、梅吉の妻ツヤさんも若くしてがんで亡くなっていた。

夫婦揃って同じ病気と言うのもなんとなく感じるものがある。

そういえば笠置シズ子も最後は癌で亡くなっていたよね。

彼女は70歳で亡くなったので、スズ子も同じような人生をたどる可能性が。

今日は香川に里帰りしたスズ子と愛子2人がいろいろな人と交流する様子が詳しく描かれていた。

物語的にはスズ子の弟六郎の思い出や梅吉が香川に帰ってからの活動の様子も語られることに。

物語は大きな展開を見せて世代の移り変わりが描かれるような。

香川にてスズ子と愛子

目次

アメリカ帰りから香川へ里帰り

親娘の関係をよく表していると思う

今日のエピソードを見ていて、

真っ先に感じたのは幼い愛子が内弁慶で人見知りな様子が見事に描かれきっていたこと

子役の上手さももちろんのことながら、周りの俳優が巧みに子役を盛り上げる。

愛子はアメリカ行きのスズ子との別れが辛くて最後まで泣きわめいていた。

しかし4ヶ月経ってみると、あの時の寂しさや苦しさはどこへやら。

現実に暮らしている大野さんや時々訪ねてくる羽鳥家の人たちとの交流で全てがまかなわれている。

小さな子は、あらゆるものを学んで成長するが、それらは蓄積するのではなく、取捨選択していくものだと物語は語っているような。

スズ子と愛子そして梅吉

病床に伏す梅吉と対面

花田家の親子3代が揃った格好になる。

ただここできちんと確認してみると、梅吉とスズ子は血の繋がった親子ではない。

事情があって、スズ子は梅吉のところにもらわれてきた子。

その事実は、梅吉がスズ子に語る事はなかったが、スズ子は全てを知ることになった。

その上で事実を知らなかったことにしようと今まで過ごしてきた。

スズ子がもらい子なことを知っていたのは、六郎だけ。

確か物語の初めの頃の法事のシーンで全てを知ったスズ子が両親には絶対秘密と六郎に厳命していたことが思い出される。

あれから一体何年が経っただろうか。

スズ子は物語の設定によれば今30半ばを過ぎているものと思われる。

香川の本家から招かれた法事に出席した頃の様子は、かなり以前のエピソード。

本当のおじいさんが、事実の全てをぶちまけていた

この時に出生の秘密を知ったスズ子。

さすがに驚きは隠しきれなかったが、物語では実の母親ともきちんと会話することができている。

実の母親と娘 事実は隠蔽された

この頃のエピソードが懐かしく思い出される。

物語が始まって、4週目になった頃の話。

おそらくこの時出会った実母キヌとは再び会えるはず。

ネタバレになるが、梅吉の死は描かれると思うので。

六郎の亀🐢

六郎の亀を愛子はお気に入り

六郎は愛子のおじさんに相当する。

彼は戦死して久しい。

彼の忘形見がこちらの亀になる。

おじさんと姪が亀でつながるなんてね😅

亀もずいぶん大きくなったかも。

それにしても長生きしてる。

移り変わる世代

オフショット、物置で見つけた大阪銭湯時代のゴンベエさんの木像

物語全体を通して描かれるのはブギウギが次の世代に移行しつつある事実。

既に愛子が生まれ、スズ子は親世代の仲間入り。

物語の設定ではそれぞれ血のつながりは無いとはいえ、心の交流は不動のもの。

今日のエピソードの最後の方で描かれていた愛子と梅吉の2人だけの出会いの様子。

愛子がおじいちゃんに近づいていく様子がなんとも奇妙な雰囲気。

さらにはスズ子が物置の中で見つけた様々な写真。

若い女性の水着写真も多数発見。

梅吉はカメラマンとして優秀だったようだ。

あちこちから声がかかってたくさん作品を残していた。

その中には今日は紹介されなかったが、花田家の家族写真もあるのでは。

梅吉はツヤさんが亡くなった後、ある程度の身辺整理はついていたはずだが、銭湯時代の思い出の品も何点か保有しているようだ。

ゴンベエさんは懐かしいかつてのメンバー。

確か子供が1人生まれたと思った。

花田家の銭湯を引き継いでくれたスズ子や梅吉にとっての恩人に当たるかも。

今週は明日と明後日でエピソードが完結。

この後のブギウギではスズ子が歌手を廃業するところまで描かれるんじゃなかろうかと思う。

歌が命のスズ子は重大な決断をすることになる。

ブギウギ 子離れ親離れ

スズ子はいよいよアメリカに出かけることになった。

歌手としてさらなる飛躍と成長を求めて。

しかし、アメリカには愛子を連れて行くことができない

母親として切ない思いを抱きつつも何とか娘の説得を試みるが、幼い愛子に伝わるはずもなく。

スズ子は渡米する前にお別れコンサートと称して、普段応援してくれる人たちの前で歌を披露することに。

そこには知り合って久しいおミネたちの姿も。

観客席の楽しげな様子も物語の中で描かれてはいたが、愛子だけは幼いながらぶ然とした表情。

母親との4ヶ月間のお別れがどうしても受け入れられない。

アメリカ行きの当日、愛子と別れをかわそうとするスズ子だったが硬くな愛子の心を解きほぐすことにはならなかった。

愛子の辛さもよく伝わってきたが、何よりも母親のスズ子の後ろ髪引かれる思いが物語の1番の見所になっていたかも。

物語の設定では3歳になったばかりの愛子。

理屈を納得させるのは無理と言うもの。

それでもスズ子は自分に与えられたチャンスをどうしても活かしたい。

泣き叫ぶ愛子をそのまま置き去りにしてアメリカに行くのは、スズ子にとっても厳しく辛い時間。

さて物語は少し時間が経って、スズ子は留守の間に家が新築されたことになる。

引っ越しで愛子と大野さんは新居へ。

うまく作り上げられた物語は2人だけの世帯に羽鳥善一の家族が訪ねてくる。

ケーキの差し入れを携えて。

アメリカでの滞在もいよいよ最終日となったスズ子。

愛子とスズ子の再会の日は近い。

出発の朝 なぜか娘に謝るスズ子😭

目次

福来スズ子のお別れステージ

観客席でぶ然とする愛子 美音ちゃんの演技がうまい🤣

スズ子がアメリカに渡る直前、お別れコンサートが開催される。

そこにはおミネをはじめ、少し前から知り合いだった娼婦たちがたくさん。

スズ子は職業で人を差別することをしなかった。

モデルの笠置シズ子と同じ。

生きるために一生懸命な人たちを軽はずみに批評することはできない。

娼婦たちは、ステージのチケットをおおよそ半分ほども購入していたと伝わる。

おミネとはお互い相談しあえる間柄

ステージや大勢の観客たちの楽しげな様子とは裏腹に1人寂しく座る愛子。

母親と離れ離れになることがどうしても納得できない。

物語の設定では愛子は3歳なので、複雑な事情はあまり理解できないとは思うが、脚本上愛子はある程度の分別がつくような設定になっている。

母親が歌手な事は理解しているようだが、なぜ離れ離れになるのかは未だに納得できない。

離れるのは嫌や😭

どうやらスズ子の事情を理解することにはならないみたい。

愛子とスズ子

アメリカ出発直前 娘に謝る愛子

スズ子は常に愛子と一緒に過ごしてきた。

今回はたまたま数ヶ月間離れ離れにならなければならない。

スズ子にとっては愛子が1番。

しかし同時に歌手福来スズ子としての活動が彼女にとって使命のようなもの。

子育てと仕事が両立するかどうかの瀬戸際にいるとも言える。

今も昔も同じで、子供を保育園などに預けて働く母親は多い。

働いている母親が1番緊張する電話が保育園からのもの。

大抵の場合、子供が熱を出したとか怪我をしたとか緊急の場合のことが多いらしいのだ。

そうすると仕事をそっちのけで駆けつける必要が。

子育てと仕事の両立の難しさは、置かれた状況によってそれぞれ違ってくるが、簡単な問題でないことだけは確か。

物語の時代背景を見ると戦後すぐに相当するので、ほとんど参考になるような事例もなかったと思う。

スズ子は愛子が仮に納得しなくてもアメリカ行きを諦める事は考えていないようだ。

スズ子が留守の新居

笠置シズ子邸 物語設定の直後の頃と思われる

物語の設定では、スズ子がアメリカに行っている間に新居が完成したとのこと。

昭和26年の1月頃と思われる。

笠置シズ子は同じようにこの頃新居を手に入れている。

世田谷区玄巻に土地300坪、平屋40坪の邸宅を購入。

建物以外の敷地は全て花畑にして、周りからは笠置ガーデンと呼ばれたようだ。

いろいろ調べてみたが、この頃の笠置の年収はおよそ200万円だったと聞く。

当時の総理大臣が年収48万円の頃。

物語ではほとんど感じ取ることができないが、福来スズ子はびっくりするぐらい稼いでいたことが事実。

スズ子の家庭を心配していたのが、羽鳥善一の家族たち。

オフショット こちらがスズ子たちの新居になる

みんなで食べているのが当時からあったバターケーキ。

生クリームではないので、風味は今のものとは少し違うのかも。

私などの幼い頃、クリスマスケーキはこれらのバターケーキが主流だったと思う。

当時は大変なご馳走だった😍😋

ケーキを食べて、たくさんの人に囲まれて愛子は多少なりとも機嫌が直ったのかも。

母親と離れ離れになることがどれだけ苦痛だったことか。

スズ子の帰還

アメリカには日本のおいしい食べ物がない 何よりも愛子がおらん

物語はてきぱき進んでスズ子はアメリカから帰ってくることに。

ドラマの中で語られていた。

アメリカにはおいしいライスカレーがない。

中華そばもない。

何よりも愛子がおらん。

アメリカで得ることもあっただろうが、日本での暮らしの方がはるかに良いと思えるスズ子。

今週は盛りだくさんな展開になるので、明日は既に日本に帰ってからのストーリーになるはず。

ブギウギ 仕事と子育て

物語の設定は昭和25年6月とあった。

いよいよスズ子にアメリカ行きの話が持ち上がる。

ドラマを見ていて感じたのだが、この頃はまだ戦後間もない時期と言うこともあるんだろうかアメリカへ渡航するには、GQの許可がいるんだそうな。

許可は子連れではダメらしい。

スズ子は歌手としての活動と愛子の子育てが現在進行形

アメリカへ行くためには、およそ4ヶ月ほどの留守が必要に。

羽鳥善一の提案だったが、仕事と子育ての間でスズ子は悩みを深める。

簡単には決められないスズ子に周りの人たちが様々なアドバイスを。

特に善一の妻麻里はスズ子の本当の気持ちに言及。

あなたはアメリカに行く気でいる

最後の後押しが欲しいだけ。

母親であると同時に歌手福来スズ子なんだから。

この言葉がきっかけとなっていよいよ決意するに至るのだが。

お手伝いの大野さんはよく考えるようにと助言。

愛子にはきちんと説明が必要であることを力説。

そんな中、マネージャータケシはうっかり口を滑らせて愛子にアメリカ行きの話を漏らしてしまう。

幼い愛子が簡単に納得できるはずもなく。

スズ子は愛子の説得が簡単でないことを思い知らされる。

設定では3歳の愛子 簡単に聞き分けられるとは思えない

目次

愛子とマネージャー柴本

愛子の遊び相手としては申し分ない

話は前後するが、スズ子がアメリカ行きの話を持ちかけられたのは善一とのやりとりが最初。

マネージャーのタケシは詳細が決まっていないにもかかわらず、愛子に全て話してしまう。

タケシと愛子との良好な関係はドラマの中でも詳しく描かれていた。

ただし、マネージャーとしての仕事ぶりなどはまだおっちょこちょいで危なっかしい部分も。

それでも愛子とは驚くほど打ち解けている。

スズ子にはもちろんのこと、大野さんにも好意的に受け止められていたと思う。

善一の提案アメリカ行き

アメリカへ4ヶ月間旅行

善一はアメリカで活躍する興業主と親交があるらしい。

そこからの提案で福来スズ子と共にアメリカで活動してみないかと話しかけられていた。

ブギの本場アメリカでの舞台はスズ子にとっても夢のような話。

調べてみると、モデルの服部良一と笠置シズ子の渡米はこの物語の絵描かれた直後だったようだ。

当時の週刊誌の記事と思われる

日付の設定で、1950年6月16日とある。

ドラマで描かれた時期の直後にスズ子は善一と共にアメリカに。

それでもスズ子には歌と愛子のことで悩ましい時間が過ぎていく。

この当時はまだGQの許可なしには簡単にアメリカには行けなかったようだ。

アメリカ行きを許されるのは、善一とマネージャータケシ、そしてスズ子本人の3名だけ。

愛子は大野さんと留守番するしかない。

今なら考えられないが、この当時日本の主権はアメリカの監督下にあった。

逆らいようもない厳しい現実。

スズ子は悩んだ結果善一の妻麻里にも相談。

母親として愛子をどうすべきか問いかける。

麻里はスズ子に助言。

4ヶ月は確かに長いけど子供は思った以上に強い。

歌手福来スズ子としていってらっしゃい。

麻里はスズ子が迷ってると言いながらもアメリカ行きを既に決めていると見ぬいていた。

歌手として1度は本場の聴衆の前で自分のブギを披露したい。

スズ子の本能も言うべき歌手魂が妥協を許さなかった。

スズ子が選んだ道なわけで、やりくりして前進するしかない。

お手伝い大野さんと愛子

ホンモノのおばあちゃんと孫😌

大野さんは茨田りつ子の紹介で信頼がおける。

大野さん曰くアメリカ行きは「はい、わかりました」とは言いにくい

そして、スズ子は悩んだあげくアメリカ行きを決定したが愛子への報告は自ら行うと決意。

愛子ちゃんとの留守番を引き受けます

大野さんは愛子にとって母親はスズ子しかいないことを力説。

愛子への報告は母親自らが行う責任があるのだと。

仕事と子育てを両立させる女性は、今も昔も同じことで悩んでいるに違いない。

これはどちらかを優先させると言うレベルの話ではない。

どちらも同じ土俵で同時に満足させられるものでなければならない。

片一方が犠牲になったとすれば、それはうまくいっていないことの証拠。

茨田りつ子は自分自身にも子供がいると語っていたが、自分はうまくいかなかったことを後悔していると告白。

りつ子が大野さんを紹介したのには奥深い意味があったものだと。

愛子にも信頼されている大野さんだったが、おそらく自分自身の身の丈に合ったことを常に心がけているからなんだろう。

愛子にとっては母親が1番。

その次に普段世話をしてくれる大野さんとか遊び相手のマネージャータケシがいる。

きちんと自分の立ち位置をわきまえるところが大野さんの存在価値なのかもしれない。

説得

愛助や母の遺影にも相談

案の定愛子の説得は骨の折れる作業になった。

設定ではまだ3歳の子供なので理屈を理解できるレベルにはない。

スズ子がどんなに悩んだところで、愛子の気持ちが納得できるとは思えなかった。

愛子の寝顔を見ながら思案😌

既にスズ子のアメリカ行きは発表されている。

愛子の説得は多分うまくいくのだろう。

またドラマの中でもわずかに触れられていたが、この頃スズ子は住所を引っ越す予定があるようだ。

モデルの笠置シズ子もこの時期豪邸を建てて住んでいる。

物語ではほとんど描かれないが、歌手としての収入もかなりのものがあったんだろうと思う。

いよいよアメリカ行き。

物語は粛々と先へ進む。

ブギウギ1週間振り返り 新しい使命

既にカウントダウンの始まった「ブギウギ」

スズ子は、今では大スターとして常にヒット曲を求められる存在に。

師匠の羽鳥善一の言葉によれば、音楽が仕事になってしまっては今までのように楽しく嬉しいものはできにくい。

スズ子は安心して子育てを任せられる大野さんが家庭に入ってくれたことで愛子の事に心配はなくなった。

順風満帆に芸能活動が続けられると思ってみたが、ここへ来ていくつかの別れが。

愛助の母トミが結核で亡くなってしまったらしい。

スズ子は愛助との結婚は叶わなかったが、愛子が生まれたことで嫁と姑の理想的な関係が気づかれつつあった。

しかしあまりに早い死。

スズ子は気持ちの整理もつかないうちにさらにマネージャーの山下が仕事を辞めたいと言い出す。

彼は影になり日向になりスズ子の良き理解者として、今まで様々な活動の手助けを。

山下はスズ子には新しいこれからの人と仕事をしてほしいと懇願。

山下がスズ子のために用意した新しいマネージャーは彼の甥っ子。

全くの若者だが、山下が推薦するにはそれなりの理由があるのかも。

しかし、新しくやってきたマネージャーは驚くほど頼りない。

困惑するスズ子を尻目に仕事中の居眠り、大事な日に遅刻するなど散々な有り様。

しかし、これから一緒に仕事をする仲間としてスズ子は彼をしっかり育てようと決意。

論より証拠で自分自身の新曲の舞台を見せる。

スズ子の教育方針は新マネージャーの心の琴線に触れた。

ブギウギは残りの物語で最終的な落としどころを模索する。

オフショット 新人マネージャー柴本タケシと😍

目次

いくつかの別れ

愛助が亡くなった後すぐ結核に罹患したらしい

ブギウギの物語の作り方はシンプルでとてもわかりやすい。

感心するのは、すべての事柄をセリフで表すのではなく、表情や仕草、さらには劇中に登場する様々なアイテムなどで見ているものの理解を求める。

場合によっては遊び心も入ったりして、少なくとも退屈する事は無い。

そして、物語の真面目さはモデルとなった笠置シズ子の運命を忠実になぞっているかのように見える。

もちろん全てをそっくり真似するわけではないが、大きな流れはそのまま踏襲しているような。

村山トミのモデルは言わずと知れた吉本せいだが、彼女は息子が亡くなった後3年経たずに同じ病気で亡くなっている

そのエピソードがそのまま物語に反映された。

この辺のエピソードもわかりやすく描かれていた

スズ子がさらにいろんな話をしようと思っていた矢先にトミは亡くなってしまう。

物語は様々な人との別れと出会いが繰り返される作りになっているが、大きな流れとしてはこれからさらにいくつかの別れがあるものと想像する。

歌手福来スズ子に求められるもの

求められるのは大ヒット曲

スズ子は東京ブギウギの大ヒットでレコード会社もずいぶん潤ったはず。

しかし、大スターの宿命で次なるヒット曲が求められる。

歌がヒットするか否かはフタを開けてみなければわからない部分が多いだろう。

最近のご時世では、大スターと呼ばれる歌手がたくさん存在するが著名なところで言えば、

マライア・キャリーなど誰もが認める大歌手。

彼女の出すCDは常に1000万枚以上の売り上げが求められるんだそうな。

普通日本では10万枚売れると合格点が与えられるのでは。

桁が違うなと思った次第。

時代は全く異なるが、スズ子にも同じようなものが求められていたと言っていい。

新人マネージャー教育

よう見ときや😌

今までマネージャーを務めてくれた山下が仕事を辞めたいと言い出した。

彼は村山興業と長く関わってきたので、トミ社長や愛助がいなくなったことで、すっかり緊張の糸が切れてしまったと語っていた。

自分が身を引く代わりに若者1人を代役に。

山下が連れてきたのは、自分自身の甥っ子。

柴本タケシ。

実は彼が驚くほど心もとない。

スズ子は自分のことをさておいて新人教育もしなければならないような。

論より証拠 スズ子の舞台は圧巻

どんな仕事もそうだが、本人さえやる気を出せればうまくいかないことなんかほぼない。

スズ子の教育方針は見事に的中。

教材は 買い物ブギー

🎶ワテほんまによう言わんわ🎵

この頃、作曲家羽鳥善一は仕事に追われる日々。

楽しく作曲し、自分がワクワクドキドキする前にピアノや楽譜に向かうことが仕事になってしまったことで、ブギのネタ切れとも言える状態に。

今回の買い物ブギはたまたま見かけたスズ子の様子からヒントを得て作ったもの。

作曲はもちろん作詞も自ら行っている。

それにしても楽曲をものにするためのスズ子の集中力は他人のつけいる隙がない。

新人マネージャー柴本タケシが真っ先に学ぶべきはスズ子の集中力。

圧巻の舞台を満足げに見守る山下

スズ子の渾身の舞台を間近に見ることのできたタケシはこれからはしっかりと仕事に身が入るものと思われる。

スズ子との信頼関係を構築

今週のエピソードはここまで。

来週の予告編から想像できる事は、スズ子の父梅吉に何かありそうな雰囲気。

さらにはスズ子の産みの親も登場する。

そして極めつけがアメリカ行き。

こちらはおよそ4ヶ月にもわたる長丁場。

物語はいよいよ佳境に。

ブギウギ 信頼が乗り越える未来

ブギウギは残すところ、今月いっぱいの物語。

スズ子の周りからは大勢の人がいなくなり新しい出会いもちらほら。

今週から登場した新人マネージャー柴本タケシはどうやらいまひとつ仕事に身が入らない

までの山下マネージャーは、自分の代役としてタケシを推薦、自分自身は引退すると言って譲らない。

やむを得ず引き受けることになったスズ子は善一から提供された新曲の練習に苦しんでいた。

さらに、新曲発表を兼ねたワンマンショーも善一が不参加。

新人教育と自分自身の仕事の采配。

スズ子はここへ来て新たな試練と立ち向かうことになる。

新曲「買い物ブギ」はどうやら思い通りのパフォーマンスができそうな雰囲気。

ついにワンマンショーの当日を迎えることに。

1番大切な日に新人マネージャータケシは早速やらかしてしまう。

なんと遅刻!

物語を見ていて感じるのは、スズ子はタケシのあやふやな部分をあらかじめ想定できているような雰囲気。

タケシが何かやらかしてもそれほどうろたえる事は無い。

そういえば彼女は梅丸少女歌劇団の時に新人の教育係も受け持ったことが。

記憶をたどれば彼女は思いのほか、後輩たちの面倒見が良かったような気がする。

買い物ブギの舞台は大成功。

スズ子はタケシに自分自身をしっかり見せることができた。

論より証拠とはよく言ったもの。

スズ子の教育はあやふやなタケシにもしっかりと伝わったような。

今週の物語が見事に完結したところで来週の予告編も発表されている。

どうやら父親の梅吉に何かあったような気が。

ステージでパフォーマンスを披露するスズ子

目次

タケシマネージャーとスズ子

映像チェックは入念に😅

山下マネージャーに頼まれて一緒に仕事をすることになってはみたものの、タケシはなんとも心もとない。

頼りないのは仕方がないことだと思うがやる事はやっていただかないと少なくともお客さんでは無いわけで。

ドラマの設定だけど、いつも眠そうなのがタケシ。

仕事の最中に居眠りはするし、遅刻もしょっちゅうのようだ。

厳しい会社なら即刻クビになると思うけど。

スズ子は善一や山下からもう1人でやっていけると太鼓判を押されていた。

スズ子本人にはそんな意識はなさそうだが。

スズ子はどこまでいってもクリエイターなので自分自身の芸術はよく見なければならないが、それ以外の事は普段あまり気にしなくても良い立場にある。

タケシは音楽に詳しいこととかたくさん語ってはいたけれど、どうやらそれはウソ。

スズ子もその事はすっかりお見通し。

2人の関係ははっきり言って先生と生徒。

先生は教えることに熱心でも生徒は全く違う場合が多々ある。

2人の関係は未だぎくしゃく

タケシが本気にならない限り、2人の関係も本当のマネージャーとタレントにはなりにくいのかも。

お手伝い大野さんのアドバイス

山下さんを信じるように彼も信じてみては

いまひとつ信頼できないタケシについて大野さんに質問してみることに。

彼ををどう思いまっか?

山下さんがいい加減な人を連れてくるはずは無い。

山下さんを信じるように彼も信じてみてはどうでしょうか?

大野さんのアドバイスがなければ山下マネージャーが言った通り、タケシはクビになった可能性も。

仕事に真剣味のない人は世の中に大勢いるだろう。

大多数と言っても良い。

しかし、長く続けていくうちに少しずつ慣れる。

ほとんどの場合、継続することで今までわかなかった情熱が湧いてきたり、新しい発見があったりで何とか形を作っていけるように。

タケシマネージャーと愛子

タケシって誰かに似てないか?

愛子はタケシにすっかりなついている。

参考になるかどうかはわからないが、子供と無条件に仲良くなれる人は少なくとも何か特別なものを持っていると感じてしまう。

演じる三浦りょう太を見ていて誰かに似てると感じたが、ものまねタレントの原口まさあきに笑った顔がそっくりだと思ったね。

あくまでも私の個人的な感想です

これからのブギウギでは彼は重要な役所を演じていくんだと思う。

スズ子はこの後アメリカ行きなど多くのイベントが待ち構えている。

個人的に思うのは歌手を辞めてしまうエピソード。

スズ子は笠置シズ子と同じように歌手を廃業するはず。

その理由も実際のエピソードに似せた形で描かれると思うので。

圧巻のステージ

おっさんたちをバックにポーズを決める🤣

昨日のブログで買い物ブギの歌詞を紹介させてもらった。

ほとんど早口言葉のような文章は覚えるだけでも大変だと感じる。

www.kuwa-chu.com

昨日のブログ。

服部良一自らが作詞作曲している、この曲は今でもたくさんの歌手がリメイクしているので、知らない人がいないほど有名だと思う。

今日描かれた舞台は15分のドラマなのに、およそ3分も続く長丁場。

かなり凝ったステージに仕上がっていたね😍

歌が始まった途端の衣装の早替えも見事に決まっていた。

何よりもこの楽曲の発表が1950年なので、今から74年前の作品。

私自身が生まれる以前の歌だと思うと驚き以外にない。

衣装早替えの前の様子😊

今週のエピソードは、ここまで。

予定通りならあと20話でブギウギは終了する。

ここに来るまでなんと早かったことだろう。

ブギウギ 頼れる相棒 育てる相棒

今まで頼りにしてきた山下マネージャーがどうしてもマネージャーを辞めたいと言う。

スズ子にとって最も頼れる存在だった山下。

彼は愛助が亡くなりトミ社長が亡くなったことで、緊張の糸が切れてしまったと語っていた。

さらにスズ子はこれから新しい人と一緒に仕事をするべきだと全く譲らない。

山下が連れてきたのは、自分の甥っ子。

柴本タケシ

昨日も紹介したが、彼はサッカーのキングカズ三浦和良の長男。

若干25歳とかなり若い世代だが、物語さながらに若さあふれるキャラクターで花を添える。

しかし、山下の推薦は必ずしも順風満帆とはいかないようだ。

タケシは仕事をしている最中に居眠りをしたり、何かと頼りないことが多い。

スズ子は善一に提供された新曲、「買い物ブギ」の練習に手間取っていた。

今の物語ではまだお披露目とはならなかったが、苦しみながら練習している様子は充分描かれていたと思う。

とにかく膨大な量の歌詞。

と同時にブギのリズムに乗ってさらに振り付けも。

やることが驚くほど多いので、完成まではさらなる苦労が予想された。

新人マネージャーに全てを託した山下はスズ子がいないときに自宅を訪れる。

自分自身の甥っ子のタケシはやる気を大きく買っていた。

山下の思惑とは裏腹にタケシのマネージャー振りは心もとないことが続く。

今週のエピソードは明日で終了するが、考えてみればブギウギはあと1ヵ月の物語となった

ついこの間始まったと思われる物語だが、気がついてみたら終了間際。

新人マネージャータケシ いかほどのもの?

目次

新人マネージャー柴本タケシ

タケシマネージャーにかかる負担は大きい😓

演じている三浦りょう太。

役者として映像で見るのは初めてになるがごく普通の若者のように見える。

主役を演じている趣里とは初めてではなくて、以前演技指導をしてもらったと語っていた。

彼は2人兄弟で弟は格闘家とのこと。

決して体の大きな役者ではないが、画面からはいかにも若者らしい屈託なさが伝わる。

今日のエピソードではあまり良いところがないような描かれ方だったが、愛子とすぐに仲良く打ち解けていたのは高評価になるのでは。

しかし、新曲の練習やワンマンショーの準備など、新人にはかなり荷の重い仕事が待ち受けている。

山下の願い

スズさんはこれからの人たちと仕事をするべき

山下マネージャーはずいぶん前から村山興業での活動が続いていた。

トミ社長や彼がボンと呼んだ愛助とのつながりで、スズ子と縁が。

2人ともいなくなってしまった今、山下マネージャーの緊張の糸はここまで。

これ以上スズ子のマネージャーを続けるにはどうしてもモチベーションを保ちきれない。

緊張の切れた仕事を続ければミスにつながる。

重大なミスを犯した場合、受けるダメージは計り知れない。

山下が自分自身の引き際を考えたのは納得できる部分も。

後釜を用意しました やる気だけは充分😅

山下の言い分では、新しい若いマネージャーをスズ子の手で育てて欲しい。

物語の今までの流れを見るとスズ子は大勢の人に助けられてここまで活動して来れた。

しかしこれからはスズ子自身がいろんな意味でスタッフを育てる役目を担う必要が。

今回の新人マネージャー育成が最初の仕事になりそうな。

新曲 買い物ブギ

ついに完成 新曲買い物ブギ

買い物ブギは発表した後も大勢のアーティストがリメイクしている。

服部良一の作詞作曲で伝わる。

作詞:村雨まさを     作曲:服部良一

 


今日は朝から私のお家は
てんやわんやの大さわぎ
盆と正月一緒に来たよな
てんてこ舞の忙しさ
何が何だかさっぱりわからず
どれがどれやらさっぱりわからず
何もきかずにとんでは来たけど
何を買うやら何処で買うやら
それがゴッチャになりまして
わてほんまによう言わんわ
わてほんまによう言わんわ

たまの日曜サンデーと言うのに
何が因果と言うものか
こんなに沢山買物頼まれ
ひとのめいわく考えず
あるもの無いもの手当たり次第に
ひとの気持も知らないで
わてほんまによう言わんわ
わてほんまによう言わんわ

何はともあれ買物はじめに
魚屋さんへととびこんだ
鯛に平目にかつおにまぐろに
ブリにサバ
魚は取立とび切り上等
買いなはれ
オッサン買うのと違います
刺身にしたなら
おいしかろうと思うだけ
わてほんまによう言わんわ
わてほんまによう言わんわ

とり貝 赤貝 たこにいか
海老に穴子にキスにシャコ
ワサビをきかせて
お寿司にしたなら
なんぼかおいしかろ
なんぼかおいしかろ

お客さんあんたは一体
何買いまんねん
そうそうわたしの買物は
魚は魚でもオッサン
鮭の缶詰おまへんか
わてほんまによう言わんわアホカイナ

丁度隣は八百屋さん
人参 大根にごぼうに蓮根
ポパイのお好きなほうれん草
トマトにキャベツに白菜に胡瓜に
白瓜ぼけなす
南瓜に東京ネギネギブギウギ
ボタンとリボンとポンカンと
マッチにサイダーにタバコに仁丹
ヤヤコシヤヤコシヤヤコシヤヤコシ
アアヤヤコシ

チョットオッサン今日は
チョットオッサンこれなんぼ
オッサンいますかこれなんぼ
オッサンオッサンこれなんぼ
オッサンなんぼでなんぼがオッサン
オッサンオッサン オッサンオッサン
オッサンオッサン オッサンオッサン
オッサンオッサン オッサンオッサン
わしゃ 聞こえまへん
わてほんまによう言わんわ
わてほんまによう言わんわ
ああしんど

作詞に村雨まさをとあるが、服部良一が作詞家として活動するときのペンネームらしい。

根っからの音楽人であることがよく伝わってくる。

それにしても膨大な量の歌詞。

歌いながら踊りながらとなれば、かなり骨の折れる作業。

しかも、物語で語られていたのは、善一は作曲の仕事が立て込んでいて、スズ子のワンマンショーには参加できないとの事。

ますます新人マネージャーに負担がかかる。

前途多難な船出

やる気はあっても居眠りつき💦

今週の物語は明日決着がつくことになる。

新曲の発表とワンマンショーを控えたスズ子は無事仕事をやり遂げられるかどうか。

さらには新人マネージャータケシがどこまで機能するか。

考えればキリがないけど、時間には限りがある。

ブギウギ 別れは出会いの始まり

昨日のエピソードの最後に告げられた衝撃の事実、愛助の母トミが結核で死亡

今朝始まった物語は既に大阪で行われた村山トミの葬儀の時の様子。

どうやら亡くなった本人の希望もあって事実をひた隠しにしていたようだ。

トミは愛助がなくなった後、いくらも時間がたたないうちに結核に罹患。

愛助の側に長く付き添っていたことを考えれば病気がうつったとしても不思議ではない。

そして、トミも愛助も自分が1番苦しい時に自分の姿を人に見せようとはしなかった。

別れは突然やってくる。

大阪で村山興業のメンバーと話すことができたスズ子。

思い出話と共に、トミと愛助の様々なことが語られる。

物語のイメージでは、コワ〜い印象しかなかった社長秘書の矢崎も驚くほど穏やかで優しい。

スズ子はスターとして新たな活躍を決意することになった。

しかしさらなる別れがスズ子に訪れる。

山下マネージャーが引退したいと申し入れを。

彼は村山トミの元でマネージャー業を始めたが、愛助の頼みもあってスズ子と縁ができた。

しかし、愛助が亡くなりトミも亡くなった今、すっかり力が抜けてしまった。

心の糸が切れてしまったと。

スズ子にとっていくつかの別れがやってきた後、新たな出会いも描かれることに。

善一に依頼していた新曲が完成。

今も伝わる名曲「買い物ブギ」

物語で語られていたのは、かつてないほどの難曲でスズ子以外では歌えないという。

さらに山下マネージャーの後任も登場。

トミとの思い出 満面の笑みが胸の内を物語る

目次

村山トミの葬儀

菩提をお弔い🙏

大阪の村山興業は報道陣でごった返していた。

スズ子と愛子は記者たちの格好の餌食にされる。

既に愛子が村山愛助の子供な事は周知の事実。

一言お願いします

今も昔も変わらない取材のひとこま。

スズ子は愛助が亡くなって3年足らずでトミも亡くなってしまったことで、愛子を連れて来れなかったことをひたすら詫びていた。

成長した愛子の姿を見せて話をさせてやりたかった。

この時愛子は物語上では3歳のはずだが演じている小野美音ちゃんは6歳。

設定にややズレがあるものの物語としては違和感なく見ることができる。

遺影に向かって謝罪と決意を繰り返し語りかける

これからも愛子をしっかり育てる。

トミや愛助にする約束となれば他にはないだろう。

村山興業での思い出話

なごやかに談笑

社長秘書の矢崎や坂口が語っていたが、トミ社長は社外には自分の病気を決して漏らしてはならないと厳しく箝口令が敷かれていた。

2人はせめてスズ子にだけは明すべきだと進言するがそれも厳しく拒否。

自分の身内のものに余計な心配をかけてはいけないと言う厳しい決意の表れ。

優しさの象徴には違いないが、やがて訪れる別れは突然のことになって 味わう驚きは似たようなもの。

このときの会話であかされていたが、山下マネージャーは事実を知らされていなかったようだ。

山下は既に村山興業を離れた身。

他の人たちと同じ扱いにされた。

しかし別な見方もできるだろう。

山下はスズ子とほとんど身内のようなもの。

スズ子同様余計な心配をかけてはいけないとトミの配慮があったものとも考えられる。

どうせわかることだが。

物語から感じる大切だと思うのは、トミの孫愛子が祭壇にしっかりと手を合わせて拝んでいたこと。

先祖と子孫の関係が強く結びついた瞬間でもある。

新曲「買い物ブギ」

驚くほどの難曲😅😱

新曲を作り上げた善一はスズ子の買い物の様子から作曲できたと語っていた。

しかも、今回は作詞も手がけているとの事。

この曲の面白さは今聴いてみても思わずワクワクしてくる。

名曲である故に、数十年経った今でも様々な歌手たちがリメイクして歌っている。

特に、日常の暮らしの1部を巧みに切り取った点で、この曲のユニークさは他の楽曲に比べて一段と輝いて見える。

大抵の楽曲は恋愛だったり、様々なメッセージだったりで個人的に思うのは割とぼんやりした内容だったりすることが多いと思うが、目的をはっきりと示した曲はそれなりにインパクトがあるのでは。

モデルの笠置シズ子の音源はYouTubeでしっかり確認できるが、見事としか言いようがない。

ブギウギでは趣里がこの先披露することになるんだろう。

ほとんど早口言葉😅

この曲を歌うときにどんな振り付けがなされるのかそれも大いに興味が湧く。

山下マネージャーの引退願い

ボンもトミ社長も亡くなって心の糸が切れました😭

山下マネージャーはスズ子と自分をつなぎとめていたトミ社長と愛助が亡くなったことで緊張の糸が切れたと語っていた。

今のスズ子にとってなくてはならない存在のはずだが、緊張感のない仕事をしてしまえば、必ずトラブルを引き起こして迷惑をかけることになる。

仕事に真剣なればこその賢明な判断。

自分が求められているものに応えきれないと感じたなら、そのオファーは断るべき。

自分自身の胸に手を当ててみても大いに納得できる。

物語の中では完全には明かされていなかったが山下の後釜も登場してくる。

新マネージャー 柴本タケシ

設定では山下の甥っ子になるとの事。

ブギウギの公式発表できちんと紹介されているので、明日登場してくるだろう。

この彼をちょっと調べてみると、お父さんが超有名人。

両親を紹介しておくと、

父キングカズ三浦和義 母モデル設楽りさ子

写真を見ると、古い時代のワイドショーによく登場していた顔ぶれ。

物語から山下は退場し、新しく三浦りょう太が登場してくる。

他にも後半この物語には驚くような登場人物が予定されている。

既に撮影は終了しているので、残りの1ヵ月ほどで驚くほどの結末に向かうことになるのだろう。

ブギウギ 舞台人で居続けるために

今週のエピソードはまだ2日目なので、この先どのような展開になるかはわからない部分が多い。

「ブギウギ」の大きな特徴として、ストーリー展開がキビキビしていて、素早いこと。

しっかり見張っていないと次々と新しいことが起こってくる。

先週から描かれ続けたのはスズ子の愛子の子育てと仕事の両立についての物語。

仕事をしながら子育ても同時進行なのは誰の目にも大変なのは明らか。

大野さんというお手伝いさんを迎え入れることができて、子育ては何とか一息つける状態に。

そんな中飛び込んできたのが舞台や映画でお世話になったタナケンが入院したニュース。

早速見舞いに駆けつけた場で、タナケンの舞台にかける凄まじい執念を見せつけられる。

舞台人としてどれほどの矜持を背負っているか思い知らされたスズ子。

自分も負けてはいられない。

ブギの女王として次々と作品を提供し続けなければいけない。

作曲家羽鳥善一の元を訪ねたスズ子には“ブギがネタ切れになってしまった”とツレない素振りの善一。

何とか次の作品をそれぞれアイディアを出しながら準備したいと頑張るスズ子。

仕事に邁進しようとするスズ子のところに届いた知らせは、驚愕の内容。

愛助の母トミが結核で亡くなってしまったという。

トミのモデル吉本せいも息子吉本穎右が結核で死んだ後3年経たずに亡くなった。

ブギウギはモデルたちの人生をそのまま踏襲する形で描かれている。

スズ子にとって最愛の人の母親であり、愛子にとってはおばあちゃん。

波瀾万丈の人生はここへ来てさらに新たな別れが描かれる。

オフショット トミとスズ子😅

目次

タナケン 舞台人の矜持

古傷が再発 立っているのがやっとでセリフもままならない

タナケンのモデルはエノケンで、そのままの運命を踏襲しているように描かれる。

右足を太ももから切断したまではニュースなどで見かけるので間違いないと思うが、病気について少し深掘りして調べてみた。

バージャー病と言って動脈や静脈が詰まってしまう病気のようだ。

最近は研究も進んで原因も特定されつつある。

びっくりしたのは原因は歯周病菌らしいのだ。

おそらくタバコを吸う人にリスクが高いのではと推察。

エノケンはこの病気で右足を太ももから切断する浮き目に。

目的に応じて義足を複数使い分けたようだ。 57歳で罹患、65歳没。

ブギウギで描かれた通り、舞台人としては命がけだったことが思い知らされる。

みんなが復帰を待っているなんてことを一切信用していなかったことも語られていた。

厳しい世界で自分がいなくなればすぐに誰かがとって代わると。

常に、自分の世界を自分で管理しなければすぐに失われてしまう。

物語で描かれたタナケンの危機感はすなわちエノケン本人のものだとわかる。

スズ子は同じように舞台に立つものとしてタナケンの心意気が痛いほど伝わったに違いない。

お客さんに何かを提供する事は、命がけの心意気がなければ到底伝わらないと改めて思い知らされたような。

羽鳥家の様子

カツオ君のピアノの腕前もかなりなもの

スズ子は愛子の子育てが一息つけることを確信して自分の仕事に邁進するしかないと考えた。

スズ子の本業は歌手。

明るく楽しく歌うことでみんなに元気になってもらう。

それこそがスズ子の1番の目標となるべきもの。

ブギの女王として新曲の依頼に羽鳥家を訪れてみたところ。

長男のカツオ君のピアノの巧みなこと。

しかし真剣に聞いている善一のダメ出しは容赦ない。

そこは違う‼️

作曲家として音楽に関わる感性は他の追随を許さない善一。

あたかもスズ子が「ラッパと娘」の訓練を受けたときさながらに厳しく指導しようとしていた。

物語のカツオ君は服部良一の息子、服部克久と思われる。

ブギウギの音楽担当がさらにその息子、服部隆之なので。

善一はスズ子の新曲依頼に今ひとつ乗ってこない。

ブギは残念ながらもうネタ切れだとそっけない。

スズ子にしてみれば一大事。

タナケン同様、お客さんに元気を届けるためには、新曲が是が非でも欲しいところ。

善一に何とかアイデアを受け取ってもらおうと頑張っては見るがそんな簡単なことではなさそう。

とりあえず少しは時間をかけて腰を据えて楽譜と向き合うしかなさそう。

スズ子が目指すべきもの

歌手としても、俳優としても全力投球

スズ子はタナケンの舞台人の姿勢を自分も取り入れようと考えた。

まず本業の歌手で楽しさをみんなに届ける。

そしてオファーがあれば映画にも出演。

ここでもみんなに元気を届けるために精一杯のことを。

スズ子の目標はどこまで行っても全力投球。

手加減することなく全てをさらけ出して喜びや楽しさを届ける。

タナケンの舞台姿勢はそっくり受け継がれていると言える。

村山トミ 死す

この時から3年経たずに亡くなったことになる

突然届いた村山トミの死亡報告

愛助と同じ結核とのこと。

この時代は治らない病気の代表だったかもしれないから。

そして周りのものに知らせなかったこともあったかも。

愛子が生まれた時に引き取りたいと申し入れをしたトミ。

きっぱりと断ったスズ子を大いに評価していた。

そしてスズ子の潔さを褒め讃えてもいた。

困った時は助けてくださいとのスズ子の申し入れに

当たり前や 孫やで

スズ子とトミのゆるぎない信頼関係が生まれた瞬間でもある。

そのトミが亡くなってしまった。

物語はさらに加速度を増して突き進んでいく。

ブギウギ 頑張るのはなんのため

物語の設定は昭和25年春とあった。

戦後5年が経ったことになる。

記憶をたどれば私は昭和28年生まれなので、私自身も戦争中の記憶を引きずったまま生まれてきたのかもと感慨深い。

スズ子は芸能活動に忙しい。

先週から登場してきたお手伝いさん大野晶子さんはスズ子たち家族にとって心強いみかた。

今日は大野さんの半生がりつ子とスズ子の会話の形で紹介されることになった。

冒頭でも語った通りこの頃の人たちの記憶の最も大きな部分は太平洋戦争だと断言できる。

大野さんはりつ子と同じ青森県の出身で、りつ子の実家で働いていた女中さんだと語られていた。

わがまま放題のりつ子に真正面から向きあってくれたのが大野さんだったらしい。

ずいぶん昔からの知り合いだが、戦争中に夫を亡くし息子夫婦や孫も全て失ってしまった。

戦争の傷跡と言ってしまえばそれまでだが、はるかに時間の経った現在でも戦時中の記憶は後世に伝えるべき遺産として大切に扱われなければならないのだろう。

スズ子は歌手や俳優として活躍する傍ら、レコード会社から次のヒット曲を求められていた。

1度有名になってしまったタレントたちは誰もが皆所属する組織からさらなるヒット作品を求められる。

作品を演じているタレントたちはともかく周りのスタッフはどうやらお金の計算の方が大切なようだ。

何のために頑張るのか釈然としないままスズ子に届いたのはタナケンが怪我をしたニュース。

オフショット 本物の親娘3代に見えるよね😍

目次

スズ子と愛子の日常

オフショット 撮影中のカメラチェック

大野さんが手伝ってくれることでスズ子も愛子も無理なく生活することができる。

スズ子は愛子の子育てでいくつかの気がかりなことがあったようだ。

愛子はどうやらにんじんが嫌いで食べられない。

何とかして食べられるようにし向けるスズ子だが愛子はあっさり拒否。

子供の野菜嫌いとか偏食は頭ごなしに命令されたところで伝わるはずもなく。

さすが大野さん にんじんをお餅風に改造

愛子にしてみれば美味しければなんだって食べられるってことだろう。

大野さんの作戦は見事に成功。

マミーには内緒の約束😅🤣

2人だけの秘密ということで、スズ子には内緒。

家の中の仕事をてきぱきこなすだけではなく、愛子の面倒をよく見てくれることこそが大野さんの真骨頂なのかも。

スズ子に求められるもの

今までを上回るヒット曲😅🤣

スズ子がレコード会社で打ち合わせをする様子が描かれていた。

東京ブギウギから連なる1連のヒット曲メドレーは後の作品になるほど売り上げが伸び悩む傾向が。

会社ではどうしても次にヒット作品を出してほしいと要求する。

しかし、ヒットするかどうかなんて蓋を開けてみなければわからないこと。

親娘のオフショット😅

大スターのスズ子にとってレコードの売り上げは、結果としてついてくるもの。

彼女はステージで楽しく明るく歌うことこそが全てだと解釈。

その後の結果は本来彼女が気にするべきことではない。

プレッシャーに不安になるスズ子に山下マネージャーがアドバイス。

スズさんはのままでよろしいがな

それぞれの果たす役割は違って当然。

茨田りつ子とスズ子

大野さんとりつ子は旧知の仲

大野さんを紹介してくれたことにお礼を述べに立ち寄った茨田りつ子の楽屋。

りつ子が突然大野さんを紹介したのには理由があった。

大野さんは戦争で家族の全てを失ってしまった。

同じように戦争中に家族を失っているスズ子。

スズ子も大野さんも相手の立場を理屈抜きに理解できる。

そんな2人の様子を見てりつ子はお互いきっと力になれると。

見事に作戦成功。

大野さんはスズ子と愛子の世話をすることで再び生きがいを見つけたように描かれている。

彼ら全員にとっても戦争経験は人生を大きく狂わせてきた。

大野晶子さんの半生

戦争で全てを失っていた💦

大野さんはもともと青森で呉服屋をしていたりつ子の実家の中だと語られていた。

わがまま放題のりつ子にきちんとしつけをしてくれたのは彼女だったらしい。

親たちも他の女中たちもみんなりつ子を放していたと語っていたね。

りつ子はある意味大野さんに育てられたようなもの。

大野さんは夫や子供孫たちを戦争で失っている。

この時代のことを考えると、同じような経験をした人は他にもたくさんいる。

特に昭和20年3月の東京大空襲では広島長崎に匹敵する10万人の犠牲者が。

全国のあちこちの都市も似たようなことがあったらしい。

今年は戦後79年目にあたる。

既にこの時代の記憶を持つ人は日本からほぼいなくなってしまう。

しかし大勢の人が亡くなったこれらの事実は、後世にきちんと伝えていく責任が。

3人で仲良く買い物😍

さて、今日のエピソードの1番最後に飛び込んできたのはタナケン怪我のニュース。

モデルのエノケンも撮影中の事故が元で脱疽にかかり、右足を太ももから切断したと伝わる。

孫悟空役の時 如意棒を足に落としたことが最初の傷らしい

この後タナケンからは軽快な動きは失われてしまうことになる。

右足を義足にしてそれでも演技しようとしていたと聞いた。

人間いつ何が起こるのか全く予測できない。

ブギウギ1週間振り返り 母娘の物語

物語は戦後からやや時間が経った時期を描いている。

どうやら、戦後から5年が経って1950年のナレーションを確認。

スズ子は相変わらず歌手活動や映画撮影などの仕事も入って、順風満帆な芸能活動を続けていた。

しかし、スズ子にとっては愛子の子育てが同時進行

何もかも1人でやることに限界が訪れると思われた。

そんな中いつの時代も世の中を賑わわせてくれるのは、週刊誌や新聞の芸能記者たち。

彼らは面白おかしくあることないこと書き立てて、いろんな意味で世の中を牽引していたのかも。

そんな中、スズ子と茨田りつ子はたまたま近づいてきた芸能記者「鮫島」の口車に乗って険悪な間柄に。

しかし、歌手として全力で活動していた2人はそれぞれの実力を認め合っていたことでお互いに謝罪、ぎくしゃくした関係は元通りの信頼関係に。

スズ子の子育てと仕事の両立で奮闘する様子を見たりつ子は思いがけない粋な計らいをする。

それがなんとお手伝いさんの紹介。

新しくやってきたお手伝いさん「大野晶子さん」はりつ子と同郷て青森弁丸出しの朴訥な方

物語で描かれた彼女は、てきぱきと仕事をこなす事はもちろん驚くほど推しが強い。

彼女がお手伝いとして、家に入ってくれたことでスズ子には仕事に集中できる環境が準備されたと言っていい。

 

撮影中のオフショット 仲良し親娘😍

目次

仕事と育児同時進行

マミ〜😰😭 愛子〜 良い娘にしとってな😓

いつの時代でもそうだが、働く女性が子育てを同時進行で行うのは至難の業かもしれない。

スズ子は愛助との忘形見愛子の子育てをしながら芸能活動を続けていた。

歌手としてはもちろん、映画などにもオファーがあってそのほとんどは断らないつもりでいるようだ。

特に山下マネージャーがきちんとスケジュール管理をしてくれるので複数の仕事を同時にこなすことも可能。

ここで愛子の存在は、仕事にはやはりリスクでしかなかったのは事実。

まだ幼い愛子は必ず誰かが見ている必要が。

最初に大変な目にあったのは山下マネージャー。

彼の対応にも限界が近づきつつあったのは事実。

現場でも子連れで仕事をするスズ子はどうしても周りの協力を頼まざるを得ない。

そんな中、愛子が怪我をする事故が発生。

恐れていたことが起こってしまったので、これから厳しい対応を検討するしかなくなった。

娘が怪我をしても仕事は休めない💦

このまま仕事と子育ての両立はかなり厳しいと思われた。

芸能記者 鮫島鳥夫

悪役として見事な存在感😅

三流週刊誌記者の鮫島はネタになるような話を求めてあちこちに出没。

記者たちは特に著名人の周りにうろつくのは今も昔も変わらずで、はっきり言えば誰からも嫌われる存在。

茨田りつ子も標的に

ブギウギでは悪者役を彼が一手に引き受けてくれるので、物語の進行が驚くほどわかりやすい。

敵味方に分かれた舞台設定をこしらえるのは、物語をわかりやすくするのには最適の手段だと思うので。

鮫島を演じるみのすけのインタビュー記事によれば、違和感なく鮫島を演じていると語っていた。

わかりやすいキャラクターなので演じやすいのもあるし、何よりも周りから大いに注目される。

悪役だろうが善人役だろうが、存在感こそが役者の全てだと思うので役者冥利に尽きると言える。

茨田りつ子との確執

鮫島の嘘に気がつく😌

りつ子とスズ子の2人の対談は鮫島の罠にどハマりして物別れなまま終わってしまう。

これこそが鮫島の1番望むところ。

りつ子とスズ子はお互いの歌手としての存在を認め合っているからこそ、それぞれの活動が気になる。

特にスズ子が歌手活動以外にも手を出している事は、りつ子の理解の範疇を超えていたような。

歌手なんだから歌に専心しなさい

りつ子の偽らざる気持ち。

愛子を育てるために仕事を選ばず何でもやらなきゃ とスズ子。

2人の考え方は微妙な食い違いがあって、お互い理解しあうためにはそれなりの努力も必要。

鮫島の策略によって仲違いさせられてしまった2人。

しかし、いち早くりつ子が関係修復に動く。

自分が言い過ぎてしまったことを素直に謝罪。

りつ子にとって愛子は面倒見きれなかった自分の娘の代わりとなるような存在。

子供を愛する気持ちはスズ子もりつ子も同じだったと思われる。

ブギの女王を支えるお手伝いさん

仲良し オフショットだとこんな感じ🤣

りつ子がスズ子のために起こした行動は信頼できるお手伝いさんを送り込むこと。

今週から登場したお手伝いさん大野晶子さん

りつ子と同じ青森県の出身で方言丸出しだが驚くほどの存在感。

女優木野花の女優魂を見た気がする。

来週は、彼女の身上話も聞けそうな😌

彼女はお手伝いさんもさることながら、愛子の子守役としての役目が大きい。

おてんばで神出鬼没の愛子の面倒を見られる人はそう多くは無い。

スズ子がこれからも芸能活動を続けていくためには、どうしても必要な子守とお手伝いさん。

来週も彼女の活躍が期待される。

そして予告編で公開された映像によれば、来週はいよいよ我々がよく知る様々な楽曲が紹介されるらしい。

名曲と呼ばれるブギの作品が多数。

ブギウギ 案ずるより産むがやすし⁉️

スズ子と愛子は親娘だがそれ以上に姉妹のような離れられない不思議な関係。

1週間締めくくりとなるエピソードで描かれたのは、昨日から登場したお手伝いさん

大野晶子さんの存在が愛子とスズ子の頼もしい助っ人になる様子が詳しく。

大野さんを演じる木野花はNHK御用達の女優

10年前の朝ドラあまちゃんにも「メガネ会計ババァ」で参加していたと思う。

最近のドラマでもお別れホスピタルで患者さんとして登場していた。

感心するのは、とにかくほぼネイティブと思われる青森弁。

女優なので求められれば関西弁だろうが標準語だろうが、どんな言葉も違和感なくこなしてみせるだろう。

さて、物語の中では愛子が初めてスズ子の仕事場には同行せずに留守番する様子が描かれた。

愛子はスズ子をマミ〜と呼んで離れられない様子。

スズ子も愛子から離れることが後ろ髪を引かれる思いで、気持ちを断ち切るのにびっくりするほどのエネルギーが必要だった。

山下マネージャーが口添えしなければ、そのまま愛子を仕事場に連れて行った可能性も。

しかし、気もそぞろなスズ子が自宅に戻ってみたら愛子は驚くほどお利口さんに過ごしていたらしい。

茨田りつ子が紹介してくれた大野さんがどれほど頼もしい存在なのか改めて感激の涙で号泣するスズ子。

力強い助っ人を得てスズ子はブギの女王としての活動をさらに加速する。

マミ〜💦 愛子 良い娘にしとってな

目次

大野晶子の底力

愛子の子守も慣れたもの😅

茨田りつ子の紹介なので間違いない人物なのはよくわかった。

スズ子にとっては愛子のことが何よりも大切。

親娘の切ない事情をきちんと受け止めてくれるお手伝い大野晶子さん

オフショット笑顔満面😍

大野さんのサポートを受けてスズ子は久しぶりに身軽になったような。

全てを1人で抱え込んで全力で走ってきたスズ子。

スズ子の全力疾走がどれほどのエネルギーを消費しているかマネージャーの山下には痛いほどわかっていた。

今回、大野さんが手伝いに入ってくれた事はスズ子が仕事に全力投球できることの証。

愛子はじめてのお留守番

大野さんにお任せしましょう(山下マネージャー)

愛子を1人で留守番させることにスズ子は不安だらけで踏み切れないでいた。

愛子を預かることこそ、自分の仕事と言い切る大野さん。

この場面のエピソードだと愛子よりスズ子の方がだだっ子のように見える。

既に親娘以上の結びつきがスズ子と愛子をがんじがらめにしていた。

大野さんはスズ子を穏やかに諭す。

今まで1人でがんばってきた

これからはワシを頼ってけろ

スズ子は100人の味方を得たような気持ちになったに違いない。

スズ子久しぶりの単独行動での仕事

愛子のことが心配でたまりまへんのや😓😭

エピソードの中で描かれたのはタナケンとの映画の試写会の様子。

映画の中に歌が入るのはいわゆるミュージカルと同じ作り。

今でこそ様々な撮影方法で、ミュージカルの存在価値はかつてないほど評価されている。

タナケンとスズ子の共演作品は素晴らしい出来栄えで大ヒット間違いなしのお墨付き。

モデルの笠置シズ子とエノケンの映像もYouTubeなどでしっかり見ることができる。

映画の中に歌を取り込むやり方は、日本ではこの頃が草分けだったのかもしれない。

スズ子は次の予定としてレコード会社での打ち合わせがあったと語られていた。

しかし、愛子のことが心配でたまらないスズ子は仕事に全く集中できない。

山下に頼み込んで早く自宅に戻って愛子の無事を確認したい。

愛子よりスズ子の方が子離れできていない。

頭を怪我したときの様子

子育てって過保護でも放任でもうまくはいきにくい。

個人差あることで通り一辺な線引きもなかなかしにくい。

それぞれの子供たちにふさわしい子育ての方法が存在する。

子育ては子供を育てることには違いないが、実は親も同じように育てられる。

親娘で成長する。

愛子もスズ子も2人揃って成長しなければいけないのだ。

ブギの女王として活躍し続ける

本業はやっぱり歌手😍

来週の予告編も発表になった。

スズ子のよく知られた名曲も出来上がるようだ。

笠置シズ子の買い物ブギも登場してくる。

この曲は今でも耳に残るほどの名曲に違いない。

予告編の中にあったけれど、歌詞が驚くほど斬新。

そして善一の言葉。

こんなのは福来君にしか歌えない。

今ならそれっぽい楽曲もたくさんあるので珍しくもないが、この時代単語を山ほど並べる歌はそれほど多くなかったのだ。

スズ子がブギの女王として快進撃を続ける様子が詳しく描かれるようになる。

この物語でさらに注目しなければならないのは、これだけの歌手活動をしておきながらスズ子はやがて歌手を廃業してしまう。

この辺のいきさつも詳しく描かれなければならない。

波瀾万丈とは、まさに彼女のために用意された言葉。