くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん 沖縄県人会

 

昨日、兄賢秀の衝撃の事実が明らかになり、また借金生活に逆戻りの比嘉家。

暢子は兄の消息をたどるために鶴見まで赴く。

最初たどり着いたのが銀座。

そこから電車に乗って少し距離を置いたところに横浜市鶴見区。

実は、そこで沖縄県出身の平良さんと名乗る人と遭遇

物語を見たら一目瞭然だが、片岡鶴太郎扮する平良三郎は、沖縄からの移民2世との事だった。

沖縄言葉は話せないが、東京方面の沖縄県人会の会長をしているとの事。

いくつかの会社を所有していて地元では名士として有名。

親子以上に歳の離れた平良さんと暢子。

物語の中で詳しくは語られなかったが、どうやらなんとなくつながりがあるような描かれ方。

それは、他ならぬ暢子の父賢三と関わりがあるような。

あんたのお父さんは本土で働いたことがあるかい?

この質問に歴史が込められているような。

さて、物語の出会いは驚くほどの偶然を装いながら、暢子にとってこれ以上ない位のありがたい話。

さらには、紹介してくれたコックの仕事ができそうなレストランは昨日訪れたイタリアンレストランフォンターナ。

物語はここから始まるような。

三線の音が聞こえたので立ち寄ってみました😅

目次

さとふる

沖縄県人会

平良さんご夫婦 沖縄出身者がしょっちゅう訪れるらしい

週の初めと言うこともあるんだろうか、物語は謎を呼ぶような作り方。

鶴見まで兄を探してはるばる銀座からやってきた暢子は雨に降られて途方に暮れていた。

雨宿りの軒先の向かいの家から聞こえてきたのは三線の響き。

懐かしさで思わず声をかける。

それにしても、ストーリー展開が驚くほどベタ。

野球のピッチングで言えばこの物語は直球しか投げてこない。

流れの中で立ち寄った家が沖縄県人会会長の家。

平良三郎氏は地元でも有名な人らしい。

沖縄移民の2世との事だった。

若い頃はかなり苦労して、やっとここまでになったと語っていたね。

夫婦二人三脚で、沖縄から訪ねてくる人たちをサポートするような活動をを長く続けてきた。

撮影中の様子 カメラチェックは欠かせない

立ち寄ったご夫婦は驚くほど親切で、暢子にまず食事を。

日本そばでざるそばを振る舞っていた。

沖縄そばとは全く趣が違うのではじめての経験だったかも。

ざるそばののどごしとかコシとかはそば好きにはコタえられない醍醐味。

食事が終わった後 いろいろ事情を話したが、夜も遅いとのことで泊まって行けと。

さすがにここまで親切にされると暢子にも疑問が。

どうしてこんなに優しくしてくれるんですか?

沖縄県人として苦労してきたからねと奥さん。

困っている人を見ると放っておけない。

今でもそんな人は世の中に多数いると思うが、こういったタイプの人は表立って目立つことがない。

聞いてみたり接してみてやっとわかるぐらい。

事情を話していく中で沖縄やんばる出身の比嘉賢三の名前にかなり反応していたと思う。

横浜の鶴見でお父さんは働いたことがあるんじゃないのか?

本土で働いた事はあるって言っていた。

この辺の事情もこの先の物語で明らかになっていくんだろうと推察。

ちむどんどんは物語で布石を置くような複雑なストーリー展開は用いていない。

おそらく単刀直入に戦時中とか戦争直後の様子がそのまま今の登場人物に引き継がれるのではと。

フォンターナと平良さん

この2人って何かあるのかなぁ😅

平良さんは暢子のために、紹介状を書いてくれた。

どうやら、平良さんの記憶の中でも東京界隈で1番おいしいレストランはここだろうと言う。

ここは昨日暢子が早苗と一緒に訪ねた店。

昨日食べたばかりの料理 記憶にも新しい

物語の流れの中でこちらのオーナー大城房子さんと平良三郎さん

なんとなくお知り合いのような描かれ方。

2人とも相手のことをずいぶん意識しているように見えたけどね。

暢子の夢

具志堅用高と記念撮影😍

暢子の夢は東京でおいしいものをたくさん食べること。

そしてレストランでコックとして働くこと。

この夢を叶えるために沖縄からわざわざ出てきたのだ。

72年5月15日船に乗ってやってきたと語っていた。

夢を叶えるためには、とりあえず紹介してもらったレストランの採用試験を受けなければならないらしい。

試験と聞いて思わずたじろいでしまう暢子。

どんな試験をするかは今日の物語では語られなかったね。

包丁でも持たせてみるのか、それとも筆記試験のようなものとか。

想像は尽きないけど、試験の結果を見て判断するとのオーナーの話

今日の物語はそこまで。

良子と石川君

打算で結婚するのはありかなしか😓

今日描かれたエピソードの中で良子と石川君の様子が描かれていた。

石川君の同僚がお金持ちと結婚したとの話。

結婚は家と家との結びつき、お互いの経済状態を助け合う意味もあると石川君。

それは、打算で結婚することを認めるってこと。

私がそういった結婚をすると言ったらどうしますか?

良子は思いのほか意地悪な質問をぶつけてみる。

思わず口ごもって、

それは良子が自分で決めるべき事と石川君。

答えを聞いて少しがっかりする良子。

わかりやすい展開なので良子の気持ちも手に取るように納得。

絶対にだめだ。

良子は僕のお嫁さんになれ!
良子の望んでいた答えはこういったことだろうけど、それはちょっとムシがよすぎるね。

相手の性格を考えればよくわかること。

物事に迷いがあって度胸よく前進できない。

当時の若者はおしなべてこんな傾向が強かったんだろうなと改めて納得。

さて、この後どんな展開が待ち受けているんだろう?

ちむどんどん ありえへん東京😱

 

1972年5月15日、沖縄が本土復帰したとき暢子は東京へ。

ちなみに、思い出すけど私はこの時大学1年で千葉の船橋にいた。

初めて関東地方に移り住んだ田舎出の人間にしてみれば、都会は驚き以外の何物でもなかったかも。

物語の最初で紹介されていた人の多さ。

一体どこから湧いて出てくるんだろうと思うぐらい、街中には人が溢れかえっていた。

物語は、驚くほどベタな作り。

沖縄の方言丸出しの暢子は周囲の事などまるで気にせず大声でまくしたてる。

脚本がそうなっているんだから、額面通りに受け取るのも面白い。

さて、今日物語の中で明らかになった事実。

それはやはりおさがわせ賢秀。

60万円仕送りの種明かしが。

なんと、会長を始め周りの仲間たちに必死に頼みこんで借りたお金らしい。

1回戦のKO勝ちはどうやら間違いなかった。

ただし、種明かしがあって相手の選手がお腹を壊していてそのことを内緒にして試合に臨んでいたとのこと。

次の試合に出てみたところ、ボコボコにされた賢秀。

さらには試合の途中で逃げ出したと。

やはり単純な展開では済まなかったね。

賢秀のこしらえた借金は、暢子が“必ず返します💦”と。

始まったばかりの東京暮らしだが、どうなることやら(汗)

人の多さに圧倒される暢子

目次

おのぼりさん暢子

暢子😅沖縄弁はやめようね😓

沖縄からいきなり銀座ではびっくりして当然。

とにかく人の多さには圧倒されると思う。

私が昔初めて東京に行って感じた事は、街の中に漂う独特の匂い。

町全体が匂いのこもった空間だなという印象を受けた。

「東京って臭い場所なんだ」そう思ったんだよね。

さすがにドラマの中ではそんな失礼な発言はなかったけれど。

先に東京に行っていた早苗と会うと、もう沖縄弁丸出しで話す。

東京で少し生活した早苗にしてみると、そんな方言丸出しは正直言って恥ずかしい。

なるべく標準語で話そうよ。

その言葉には実感がこもる。

人にもよるけれど、人混みの中に長時間さらされると、頭が痛くなる場合も。

昔の記憶になるが何度か頭痛に襲われたことがあったもので。

多分圧倒されちゃうんだろうな。

イタリアンレストラン フォンターナ

上にかかっているのはオリーブオイル😍

レストランで食事をしてみたところ、雰囲気の良さ、さらには食べたことのないような料理の味付け。

暢子にとっては何もかも嬉しく感動に満ちている。

コース料理なので、前菜から始まってメインがあってデザートまでと言う流れになるんだろう。

前菜で料理の上にかかっていたのがオリーブオイル。

この上にかかってるやつ、教えて😅

イタリア料理ではオリーブオイルは調味料としても広く使われるよね。

日本人でも最近はオリーブオイルのファンは多いと聞いている。

私も多少だが料理をするので、オリーブオイルは安売りの時をめがけて複数本購入。

特に野菜をアヒージョ風にして食べる時などは、オリーブオイル、ニンニク、後はパセリなどは必要不可欠になるので。

こちらのレストランは早苗がわざわざ予約しておいてくれたもの。

銀座の高級店の触れ込みだろう。

普通の人なら、よほどの記念日か何かで利用する以外になかったと思う。

今でも高級レストランは気安く行けるような場所ではない。

おいしいものを食べれば元気ハツラツさ

アキサミヨ〜🤣

食べることにかけては筋金入りの食いしん坊。

食べること、料理について探究心旺盛な暢子。

子供のからつけていたおいしいものノートに、早速記入しつつ料理を食べる。

周りの人の目も気にすることなく大声で感想を述べながら恥ずかしそうな早苗と一緒にレストランの席。

レストランのオーナーと料理長

オーナーが語っていたけど、暢子を指して

あの子は何年東京に住んでも東京には慣れないと思う

料理長は

いつもの通りサービスさせていただくと。

著名な俳優2人なので、見ていても画面が引き締まる気がする。

ちなみに原田美枝子は昨日の鎌倉殿の13人で静御前を演じていた石橋静河のお母さん。

彼女の演じる静御前はとても初々しい

親子で朝ドラと大河ドラマに出演してくるなんてね。

ちなみに原田美恵子のご主人石橋凌も大河ドラマではお馴染みだね。

麒麟がくるで武田信玄を演じたね

こちらの家庭は一家揃ってNHK御用達。

調べてわかる事はいっぱいある。

賢秀の顛末

撮影用のオフショット

賢秀の種明かしがされていた。

1回戦のKO勝ちはまぐれだったとのこと。

2回戦は無残な逃亡負け。

そんな負け方あるのかなと思うけど、賢秀の過去の様々ないきさつを見るとないとは言い切れない。

実はネットでいろいろ検索するけど賢秀の1連のエピソードが脚本としてあまりにも簡単に描かれすぎではないかとダメ出しされていた。

つまり、60万円の送金のエピソードは話ができすぎで、都合よすぎるのでは。

確かに、安物のドラマでもこんな展開は普通ありえないな思わないでもなかった。

私の場合、ネタバレ情報も含めて番組のサイトでいろいろ検索してるので、なんとなく種明かしがありそうな気持ちは抱いていたね。

そしたら案の定。

山ほど借金をこしらえてどこかへ雲隠れ。

そしてその肩代わりを暢子が受け持つ。

今日のエピソードの中で、具志堅用高のシーンが記憶に強く残った。

具志堅本人曰くセリフがいっこ増えたと言っていたけど、多分今日のシーンがそうだったのでは。

人生のリングでは簡単にダウンするな😤

具志堅用高にこの台詞を言わせるところが今日のエピソードの1番の見所だったかも。

まとめ

東京編登場人物❣️これから出る人も😍

こうしてみると東京編の登場人物はまだこれからの人も多数いる。

横浜の鶴見の登場人物は今週後半ぐらいに出てくるんだろうか。

東京も横浜も私は数年暮らしたり仕事で訪れたのでなじみが深い。

明日からのちむどんどんに大いに期待。

鎌倉殿の13人 失墜源義経

 

物語は壇ノ浦で平氏が滅んだ直後について描かれた。

英雄となった源義経。

しかし、物語では様々な横槍が入って源頼朝義経兄弟の仲を割くような流れに。

三谷幸喜脚本の鎌倉殿の13人は、この歴史的な事実を巧みに脚色。

源氏1族の身内の争いを助長するような勢力があったと描いている。

その張本人が後白河法皇。

彼にとって、平清盛が再来するのだけは御免被りたいと考えていた。

つまり平家だろうが源氏だろうが、勢力を持ちすぎてしまっては始末におえない。

源頼朝と源義経が互いに手を取り合って2人で力を合わせるようなことになってはコントロール不能な状態に。

2人の間を割くために、様々な手練手管で義経の鎌倉入りを阻止する流れを作っていた。

その1つが義経を検非違使に任命したこと。

この役割は京都の護衛が担当になるので京都を離れるわけにはいかない。

一方の鎌倉方では、義経と頼朝が力を合わせて行動できるように様々な勢力が必死に努力する。

その1つ頼朝が義経を「伊予守」に任命するよう画策

検非違使を解任するような流れを作ろうと努力していたが。

後白河法皇の巧みな策略によってその計画もお蔵入り。

伊予守と検非違使は兼任

かくして疑心暗鬼は妄想となり、頼朝義経の兄弟はお互いを疑うしかなくなった。

北条義時と源義経

目次

さとふる

京都での義経人気

曲者後白河法皇 義経は簡単に騙される

物語の中では後白河法皇こそが頼朝と義経の対立の根本原因として描かれていた。

確かに、皇室の中にあって、武士を道具としか見ていなかったであろう彼は当時から食わせ物として、有名だったと描かれている。

演じている西田敏行がまたうまいこと。

義経が頼朝に会えなくなるように様々な手を打っては2人の中を割こうとする。

実は様々な事件は後白河法皇の画策によって起こされたのだと。

法皇は義経に対して頼朝追悼の宣旨を出しているのだ。

つまり、義経を自らの側に取り込むことによって頼朝と対立するようにひたすら仕向ける。

法皇は武士たちが力を持ちすぎることを極度に嫌った。

その良い例が平清盛。

平家によってどれだけ朝廷がないがしろにされ虐げられたか。

朝廷は基本的に武力を持っていない。

権威はあっても力がないのだ。

それは致命的な弱点とも言える。

その弱点を補うためには、自分の側についてくれる言いなりになる武力勢力が欲しかった。

源義経はその策略に見事に引っかかってしまった。

最近の感覚で言えば、詐欺にあったようなもの。

策略と暴力で成り立っているような世界では源義経のような単純素朴な人間はおよそ生きていけなかっただろうと推察。

鎌倉の意向

頼朝と義経が和解できるよう努力

時代はリアルタイムで情報が伝わりにくい。

義経が頼朝に詫びを入れてこないことが何よりも気がかりだったが、どうやらその裏で後白河法皇が暗躍していると推察。

頼朝と義経が仲違いをするようなことだけはなんとしても避けたい。

そうでなくても、同じ源氏の勢力として木曽義仲を打ち果たし、その息子義高も亡きものに。

頼朝は木曽義仲親子を殺してしまったことを大姫に聞かれてしまう

ちなみに、頼朝義経の兄弟を表現するなら。

頼朝=政治力

義経=戦

この構図が成り立つはず。

それは朝廷も鎌倉もこの2人の持ち味を熟知していた。

何とかして兄弟2人が力を合わせて世の中を平定しようとする勢力に導きたい鎌倉。

兄弟2人が争ってお互い傷つけ合うような関係に導きたい朝廷。

この時後白河法皇は

義経には頼朝追討の宣旨を

頼朝には義経追討の宣旨を

2人を戦わせるためにそれぞれにちぐはぐな宣旨を出している。

それは当時のような社会でも、あまりにも人の道に外れた卑劣なやり方だと思われたに違いない。

疫病神源行家

義経をそそのかすが鎌倉方につかまって処刑される

鎌倉と朝廷の間に入ってさらにストーリーを掻き回す存在が頼朝のおじ行家。

彼が力を貸した勢力は皆命を落とすと、疫病神として誰からも嫌われた。

その源行家が義経をそそのかす。

頼朝はお前を殺す気だ。

殺れる前に殺れ。

しかし、義経が兵を集めようとしてもまるで集まらない。

源行家は当時から疫病神として嫌われていたようだ。

彼は調べてみたら遠くない将来鎌倉方につかまって処刑されている。

源氏の勢力は鎌倉幕府を開いた由緒ある家柄だけど、その中身は驚くほどドロドロして血なまぐさい。

源氏の勢力は決して長く続く事はなかった。

源頼朝なき後は3代目までで途絶えてしまうのだ。

歴史的に見てもあまりにも怨念が蓄積しすぎている。

義経をめぐる2人の女性

里と静 義経が愛したのは静

源義経が女たらしな事はこの物語の中で詳しく描かれている。

これはと思う女性がいると口説かずにはいられないようだ。

里は比企家の出で義経の正室。

ただ、彼女と知り合った後で静と出会う義経は気持ちも静のほうに移動してしまう。

義経は静とは離れ離れになることを決意。

それは頼朝軍に追われた時に、命の危険があったから。

対する里は比企家の出。

いざと言うときの人質として使えると言う判断。

今日のエピソードの中でも戦の駆け引きとしての義経の片鱗がチラリと見え隠れ。

源義経逃避行

頼朝対義経の構図が出来上がってしまう

様々なエピソードが交錯する中、源義経はついに逃避行を始めるしかなくなった。

構図は頼朝対義経。

しかし、多勢に無勢でとても戦になどなりはしない。

物語の中で語られていたけど、頼朝も義経ももっと別な落としどころがあったのではと後悔の念ばかりが先に立ってしまう。

源氏はある意味呪われているのかもと思ってしまうね。

義経はこの後奥州を目指すことになる。

藤原秀衡を頼るしかないのだ。

だがそこにも頼朝の追っ手は迫っていた。

物語は我々がよく知る歴史へと突き進んでいる。

ちむどんどん1週間振り返り 貧乏との戦い

 

この1週間のちむどんどんは沖縄が本土返還になる前、普通の人たちがどんな暮らしぶりだったかが描かれた。

一言で説明するなら『貧しさ』

当時、沖縄はアメリカに接収されていた関係で、

道路は右側通行。

流通する貨幣はドルだった。

固定相場で1ドルは360円と決まっていた。

沖縄で働いていた人たちは給料を含め全てがドルでお金を使うことになる。

比嘉家には昔からの借金があって、お父さんがいなくなった後はお母さんが中心になって借金を返しつつ生活。

長女の良子が小学校の先生で給料のほとんどを家に入れる生活が続いていた。

そんな中、定職に就くことができずにプー太郎を決め込んでいた賢秀。

お金欲しさゆえ、詐欺に引っかかってしまう。

ドルから円に通貨が変わることで、そのことを悪用した通貨詐欺だった。

実は昔からあった借金が返し切れないまま、比嘉家は更なる借金を抱えてしまうことに。

賢秀は自分でトラブルを起こしておきながら、悪びれる様子は無い。

しかし、詐欺の後始末は結局家族全員が請け負うしかなくなってしまった。

自分の家族が苦しむ姿を見るにつけ賢秀は家出。

暢子は高校卒業を控えて東京行きを希望するようになったが、借金があることで、その夢は叶いそうもない。

皆が、借金に縛られながら生活するしかないとあきらめの境地でいた時に、なんとか暢子の夢を叶えてあげようと家族みんなが協力して行動を起こす。

家族で歌う「芭蕉布」

目次

賢秀がはまった通貨詐欺

自分を褒めてくれた人を無条件に信じた結果💦

沖縄の人たちは働いてお金をもらう場合全てドルで支払われていた。

私が子供の頃の話なのでよく覚えているが1ドル= 360円のレート。

賢秀は子供の頃からちょっと調子が良くて、自分勝手なワルノリする性格。

大きくなってからも、なかなか定職に就くことができず家でフラフラしていた。

そんな中、舞い込んできたのが通貨詐欺。

1000ドル預けてくれればそれを2000ドルにして返せると言うあまりにも都合の良い話だが。

あっさり信用してしまった賢秀は母親に頼み込んでお金を用立ててもらう。

そのお金は、詐欺で巻き上げられたものなので戻ってくる可能性は全くなかった。

何よりも、賢秀が信じて疑わなかったこと、母親も息子の頼みを単純素朴に信じきってしまったこと。

だますほうはかなりの悪者だが、騙される方にもそれなりの理由がある。

うまい話に簡単に乗っかってはいけないってこと。

借金は返さなければならないので、それは比嘉家に重くのしかかることに。

比嘉家の借金

賢吉おじさんから更なる借金を😰

賢秀の詐欺が村中に知れ渡ってしまった。

比嘉家に血相かかえてやってきた賢吉おじさん夫婦。

お金が戻らないこと、騙されてしまったことなど。

今更文句を言ったところでお金がなくなった事実が動くはずもなく。

賢秀はおじさんからどこへでも行って金を稼いで家に入れろと詰め寄られる。

おじさんから借りたお金は960ドルと紹介されていたね。

暢子はこの時すでに東京へ行ってコックになる夢を公表していたが、残念ながら東京行きそのものが否定されてしまう。

みんなで稼いで借金を返さないことには、債権者が黙ってないわけで。

地道に頑張ってはきたけれど、たった1つの失敗で全てが振り出しに。

比嘉家はお父さんが亡くなった後、借金を返しながら家族5人やっとの思いで暮らしていたが、あれから7年。

再び背負った借金はまた重くのしかかってくることに。

暢子の夢

東京に行ってコックになる😍

暢子はヤング大会で優勝した実績を受けて、東京へ行ってコックになりたい夢が。

おいしいものを食べたいという欲望は、暢子の場合、料理を追求することに直結した。

比嘉家の料理担当で研究熱心とあれば、料理の腕前もかなりなもの。

今回、自分の料理で大勢の人に喜んでもらえた体験は東京でコックになって大勢の人に同じように喜んで欲しい希望に。

賢秀の作ってしまった借金のせいで、東京行きは一旦はダメになった。

暢子の普段の頑張りをよく知っている家族たちは彼女のために一肌脱ごうとする。

優子と良子はそれぞれ給料前借りの形で借金返済のための資金を得ようとする。

借金返済さえできれば、暢子を東京にいかせてやれる。

家族は貧乏を乗り越えて結束。

暢子のためにお金を工面

既に暢子は東京行きを諦め、「地元で就職して家にお金を入れる」決意を固めつつあった。

親友の早苗が東京に行くので、できれば1回だけ東京の景色を見たいとも思っていたようだが。

とりあえず先立つものはお金。

お金がないことには何とも如何しがたい。

賢秀の起死改正

ボクサーになってファイトマネーを稼げるように😅

家出をして行方不明になってしまった賢秀。

実は東京に出向いてプロボクサーになっていた。

もともとボクシングをやっていた過去があったので、センスもよかったんだろう。

ファイトマネーを稼げる身分にもなっているようだ。

KO勝ちで相手を打ち負かす

 

ファイトマネーで東京から沖縄へ送金。

なんと60万円。

これだけのお金があると比嘉家の借金は全てなくなり、さらには暢子の東京行きも何とかなりそうな雰囲気。

ボクシングのシーンで具志堅用高が登場😳

今まで疫病神だったはずの賢秀はここへきて福の神に変身。

どうやら「この先はチャンピオンを目指す」と語っていた。

賢秀は子供の頃から誰かに認めてもらいたい自己顕示欲が強い。

今回のボクシングはうってつけのアイテムだったのかも。

東京編で見えてくるもの

東京編で語られる人物相関図 驚きの内容も😳

わずかな時間で語られる来週の予告編。

数十秒間の映像では何が何だか。

しかし、そこはよくしたものできちんと公式発表が。

この人物相関図を見ていると、今までとは全く違った交友関係が広がりそうな。

子供の頃の知り合いだった懐かしい顔ぶれもちらほら。

そしてどうやら本格的にレストランで働くような設定にもなっている。

暢子はこの先どんな未来を築いていくんだろう。

ちむどんどん 旅立ちの沖縄

 

1週間の締めくくりとなったちむどんどん。

暢子は兄賢秀からの送金を受けてついに東京行きが決定。

順風満帆に物語は進むと思われた。

もちろん、これから先のエピソードは東京編で描かれることになるが、今日は沖縄で最後に過ごした時間について語られる。

暢子は屈託なく東京行きの準備を。

いくつかのバッグを用意して、様々な荷物を詰めようとするが、なぜか食べ物が大半。

暢子=食いしん坊の構図は相変わらず。

今日はもう一つ、歌子のエピソードも。

下地先生は歌子に三線の楽譜を渡す。

そして上白石萌歌が歌う「芭蕉布」

沖縄民謡風のこの歌は、素朴で味わい深く物語にぴったり合っている。

さて、本編の最後の方で来週の予告編も描かれた。

新しい登場人物もたくさん。

その中には知った顔も。

故郷としての沖縄がしみじみと感じられる“ちむどんどん”

やっぱり 別れは辛いさぁ😭

目次

さとふる

色気とは程遠い暢子

正男 勝負😤

暢子を好きな男子はどうやら2人。

陸上部のキャプテン新城正男と砂川智

物語の設定で、暢子は男女のことにはとてつもなく朴念仁。

年頃の娘らしく恋愛話をすることなど皆無。

彼女の関心事はとにかくおいしいものを食べること。

食いしん坊なことと、どうすればおいしいものを食べ続けられるかそのことのみに集中。

今回は東京行きが決まったが、その目的は世界中のおいしいものを食べ尽くす。

そして自らはコックを目指す。

なんともわかりやすい話。

高校生最後のかけっこ さすがにずるしないともう勝てない

17歳18歳の男子と女子なら、身体能力にも差が出て当然。

10歳位までなら女子が男子を上回ることも珍しくは無いけど、20歳に近くなれば、おのずと男子の能力が女子を上回るように。

正男は暢子が好きだと告白するチャンスはいくらもあった。

しかし本人を前にすると、そんな事はどうでもよくなっちゃうと語っていたね。

暢子の屈託ない人柄は、男女の生臭い関係がまるで匂ってこない。

それが、いいことなのか悪いことなのかわからないけど。

歌子と下地先生

自分が感じるままに歌い続けなさい😌

片桐はいりが三線を奏でるシーンが描かれた。

彼女が伴奏して上白石萌歌が歌う「芭蕉布」

下地先生が語っていたけど、昔は三線の演奏は男性専門だったけど、これからは違う。

自分が感じるままにやってみたいことをやってみる。

歌子は直接先生の具体的な指導を受けた雰囲気は無いけど、音楽を愛する気持ちを分析することでは十分なものを指導してもらえたのでは。

クラシックでも民謡でも音楽が最も大切にするのは感じる心。

感性がどれだけ磨かれて敏感になっているかで音楽的なセンスは決まってくる。

それはジャンルを問わない世界。

沖縄民謡の歌手として歌子はこれからも歌い続けるに違いない。

沖縄そば

番組公式で発表されている😋

いつも思うけど比嘉家の食事はかなり質素に見える。

女だけ4人の家族になった食卓には決して豪華なご馳走は並ばない。

中丼に盛られた沖縄そば一杯では、とてもお腹いっぱいにはならないよなと思いつつ。

食べてみたくなるよなぁ😋🤣

暢子は東京へ行く前に、母優子から父の形見の包丁を授けられた。

父賢三の形見 大事にしてね😭

出発前、思い出作りに勤しむ比嘉家。

やっぱり沖縄は海が似合うよね。

コバルトブルーの海を見ると南国なんだなと納得させられる。

北海道で生まれた私にとって海の色はこんなに鮮やかな青ではない。

私が子供の頃見た海は鈍色(にびいろ)と言って、どす黒い印象を受けた。

学問的にはプランクトンが豊富だからそんな色になるんだと聞いたけれど、海から爽やかさを感じた事はなかったな。

海は暗く重い存在だと、ずっと思ってきたよね。

いざ、東京へ

いざ別れるとなれば寂しさは募る

大家族の中で育った少女が1人旅立つわけだから、不安もあって当然。

さらには寂しさを感じて、進むべき道に躊躇することもよくわかる。

歌子の伴奏でみんなが歌う😊

1週間を締めくくるエピソードとしては抒情的で感慨深い物語に仕上がっていたなと。

東京へ旅立つ娘を送り出す母親。

姉妹たちは別れを惜しむ。

旅立つとはこんなこと

さて、来週のエピソードは予告編で判断するしかないけど、どうやらレストランで働く様子も描かれる。

新しい登場人物もたくさん。

おいしいものを食べる願いはどうやら間違いなく叶えられそう。

しかし、ストーリー展開としてこのままではあまりにストレートすぎて面白みに欠けるのではと考えてしまう。

この先に何か落とし穴があるような気がしないでもない。

そして見ていて感じたのはかつてドラマの中で見かけた名優たちがたくさん登場する。

どうやら新しい出会いと、懐かしい思い出と交錯する未来が待ち構えているようだ。

ちむどんどん フーチャンプルーは家族の絆

 

正直なところ、ちむどんどんは物語的にはベタな作りでそれほどのひねりもないとタカを括っていた。

しかし今日のエピソードを見てびっくり。

比嘉家は賢秀のしでかした不始末によってさらなる借金を抱えることに。

そのため暢子をはじめ、家族全員が後始末に追われることになった。

何よりも、東京行きを希望していた暢子の夢は無残にも打ち砕かれることになる。

今日はそんな八方塞がりの比嘉家に起死回生の挽回策が訪れる。

そしてそれはほかならぬあの賢秀から。

相変わらずの性格のままだけど、彼なりに自分に何ができるかを真剣に考えたようだ。

その結果、東京でプロボクサーを目指すことになったようだ。

その後のエピソードが秀逸。

出来過ぎだと思わないでもないが、ストーリー的には申し分のない展開。

賢秀のだめぶりにネットでも盛んに書き込みが多くはなっていたが、ここへきて一気に名誉回復。

どうやら、彼こそが比嘉家の疫病神転じて救世主になったような。

良子ネェネェにも感謝😍

目次

さとふる

比嘉家にもたらされたもの

300ドルでどうか許してほしい💦😭

比嘉家では、暢子の東京行きがダメになることをどうしても避けたかった。

そのためにはある程度借金を返して賢吉おじさんの了解を取り付ける必要が。

おじさんからは、1000ドル近い借金があるんだろうと思う。

そのうちの300ドルはお母さんからもたらされることに。

しかし、賢吉おじさんは300ドルでは不足だと。

せめてもう300ドルほどあれば(合計で600ドル)許可しないでもないと。

そんな中、共同売店から緊急連絡が。

血相かかえてやってきた店主が手にしていたのは札束の入った現金袋。

そこには驚くなかれ日本円で60万円

ドルに換算すると≒1666ドル。

これだけあれば、おじさんへの借金はおろか銀行に残っていた分の借金全てが返済可能。

さらには、暢子の東京行きの資金も充分賄える。

このストーリー展開にはドラマを見ていてもいささかびっくり。

しかし、賢秀は国語の勉強を小学校からやり直した方が😰

驚くと同時に、物語を見ている人たちをこれほど良い意味で打ちのめすストーリー展開は久しぶりかも。

賢秀の起死回生

ファイトマネーの中から60万円を送金してくる😳❤️

賢秀はもともと高校時代ボクシングを手がけていた過去がある。

体力的にはそれなりに自信もあっただろうし、格闘技のセンスがあったのかも。

今日の物語を見ていてさらにびっくりなのは、

物語の中に登場してきた具志堅用高

NHK公式発表より

言わずと知れた沖縄の英雄具志堅は泣く子も黙るボクシングの元世界チャンピオン。

彼の試合は私自身リアルタイムでテレビだったか何度も拝見したことが。

彼のストレートは、とてもフライ級のボクサーとは思えないほどの破壊力が。

どんないきさつで賢秀がこちらのボクシングジムとの縁ができたかは、これから東京編が始まれば詳しく語られるようになるのだろう。

それにしてもこの当時から、ボクシングなどのファイトマネーがかなりの金額だった事はみんな知っていたと思う。

暢子が抱く感謝の気持ち

暢子の夢を叶えるためにみんな自分を犠牲にして応援

物語が描かれる中で優子や良子が暢子のために身を犠牲にして便宜をはからったことが判明。

そのことを知った暢子は嬉しくてありがたくて仕方がない。

暢子の作ったものとはちょっと違うかも

NHKの料理サイトから拝借した画像。

暢子はありがとうと言う気持ちとともに、自分の作ったフーチャンプルーを美味しく食べてもらうためのオススメを。

暖かいうちに食べてほしい。

温め直しはフーが硬くなるから。

冷たくても、そのまま食べる方がおいしいねと。

暢子が東京へ行くと、この後の料理担当は誰になるんだろうね。

良子ネェネェは料理に関して暢子ほどのこだわりはなさそうだから、暢子のようには作れないとあっさり降参宣言。

どうやら、暢子の未来にも希望の光が。

歌子と下地先生

ベートーベンの名言集から😌

下地先生はこの春やんばる高校から石垣島の小学校へ転勤すると告白。

歌子にいくつかのアドバイスを述べていた。

どんなにつらく苦しいことがあっても歌うことを続ける。

歌うことで歌子の人生は輝きを増すことに。

この2人が音楽で指導するシーンは結果としてはなかったけれど、歌子のこれからの人生について的確なアドバイスがあったんだろうと。

引き合いにベートーベンを出してきたのは、ベートーベンが音楽家と言うよりはむしろ哲学家の領域に近いくらいの存在だったから。

下地先生が求めていたのは音楽がどれだけ優れた精神性の上に成立しているか。

音楽こそが人間の精神性を限りなく高めてくれると信じて疑っていなかった。

ベートーベン自身は様々なメモを残しているので彼自身の名言集も相当数存在。

歌子のこれからの人生には座右の言葉になるのかも。

いよいよ東京行き決定

東京行きは1972年5月15日に決定

いよいよ沖縄本土返還の日に東京行きが決まった暢子。

胸膨らむ希望に満ちた季節が始まる。

東京でとなると、かつての幼なじみなんかもいるので(青柳和彦くんとか)再会するエピソードなんかも描かれるだろう。

何よりも今回逆転ホームランを放った賢秀とのエピソードも興味津々。

沖縄出身の俳優が大勢登場することでも見所はたくさん。

物語の今後の展開には大いに期待。

ちむどんどん 三姉妹の思い

 

賢秀の詐欺事件の後、比嘉家はさらなる借金を抱えてしまった。

暢子は憧れの東京に行くことも叶わず、友達の早苗が東京の大学に受かったことを手放しで喜べない。

物語はいよいよ沖縄返還を迎える年。

暢子はもうじき卒業することになる。

卒業すれば社会人として、朝から晩まで仕事に追われることに。

18歳になったばかり位で世の中に出て働くとなれば、それなりに憂鬱さを感じる人だって多かったと思う。

そんな中、比嘉家の3姉妹のそれぞれの胸の内が今日詳しく語られた。

暢子は卒業を機に、友人の早苗と一緒にI度上京してみたいと。

社会人としてそれは許されないと良子。

しかし、良子は内心では小学生の頃から家のことを頑張ってきた暢子のために、東京行きもありだなと感じている。

三女の歌子は体が弱くて自分は役に立たないと思い込んでいた。

高校を辞めて社会に出て働きたいと漏らす。

そんな中、母親の優子は賢吉おじさん夫婦に来てもらって、自らの考えを告白。

早苗は東京の大学へ進学 うれしいけどちょっと複雑な暢子😓

目次

卒業後の進路

親友の早苗は着々と夢を叶えつつも暢子は…😓

暢子にとって東京行きは初めてやりたいと思った最初の決意。

しかし、兄のしでかした不始末によって全ては台無しに。

もうじき卒業すれば、地元の企業で慎ましく働くしかない。

そんな中、学校では親友の早苗に連絡が。

東京での大学受験に合格したとのこと。

親友の幸せに我が事のように喜びつつ、どこかに割り切れない気持ちが。

人間にとって1番よくないことなんだけど、誰かが幸せになったときに手放しで自分のことのように喜んであげることができにくい。

実は仏教の教えの中にもあって、四無量心と呼ぶ。

それは、自分以外のものを慈み、情をかけようとする。

誰かに喜び事があったなら無条件に一緒に喜んであげる。

誰かのために多少の奉仕活動をしたとしても、決して恩に着せることなくきれいさっぱり忘れる。

慈、悲、喜、捨 といって、人間にとって大切な心の働きとされる。

ここは暢子らしく、親友の幸せよ心から祝福してあげなきゃな。

まだ18歳やそこらのお嬢さんでは厳しいことだけど。

暢子の生一本な優しい性格は周りの人たちからも一目置かれているはず。

比嘉家

卒業の記念に東京へ行ってみたい😅

東京行きがダメになってから、暢子はぼんやりすることが多くなったような。

得意の料理の味付けもいまひとつピントが合わなかったり。

賢秀が家にいないので、女だけ4人家族。

ドラマを見ていて感じたけど、驚くほど質素な食事だよね。

だって、目の前に出てきたのは雑炊1腕だけだよ。

育ち盛りの子供なら、肉とか魚とか、他にもいろいろなおかずがあったって不思議はないと思うけど。

借金返済を抱えていて、自分の畑でとれたものを食べるぐらいしか準備できないのかも。

沖縄のよその家庭がどうなのか、ドラマの中では比較していないからよくわからないけど、1972年の沖縄ではこんな暮らしがあったんだと改めて感慨深い。

良子と暢子

社会人の良子は厳しい考え方を😤

暢子はもうじき社会人として働くことが決定している。

できれば卒業した時は早苗と一緒に東京に行って思い出を作りたいと考える。

母親に、東京にいかせてほしいと頼みこむが。

姉の良子はそんな暢子を決して許さない。

春休みはアルバイトしなさい。

社会人なら当たり前のこと。

東京へ行くための旅費をどうするの?

いい加減目を覚まして!

暢子が食い下がる。

私は今までずっと家族のために料理を作ってきた。

卒業したら年がら年中働くことが決定している。

東京へ行って思い出を作るぐらい😓

そしてこの後つかみ合いの喧嘩が勃発。

母親にたしなめられるまで喧嘩は止まらなかった。

良子には感じるところもあったようだ。

妹の東京行きがダメになった事は自分だって悲しい。

できれば夢を叶えてあげたい。

そして、思い切った行動に出るのだ。

なんと校長先生に給料の前借りを依頼

300ドルを借りて暢子に渡そうとする。

ドラマは少しひねってあって、良子が暢子にお金を渡すときの練習をしているところを、歌子が後ろから覗いていてそっと涙を流す。

比嘉家は家族の皆が兄弟思い。

母優子と歌子

娘たちの気持ちに寄り添うお母さん

歌子は今でも熱が出て寝込むことがあるようだ。

昔から体は弱かったけど、大きくなってもその傾向は変わらない。

家族の様子を見るにつけ歌子には思うところがあった。

このまま家族の中でみんなに迷惑をかけ続ける位なら、高校を辞めて仕事をしたらどうだろうかと。

母親にこっそりと相談するが、母親にやんわりとたしなめられる。

そんなことをしなくても、歌強自分が思うように学校で勉強を続けなさいと。

こちらのお母さんは、子供たちを全面的に信頼して、ちょっと危なっかしいところもあるけど、行動力はさすがなもの。

自分が働いている共同売店で給料を前借り。

300ドルを持ってきて、賢吉おじさんに渡す。

全部では無いけれど、借金返済の1部に当ててください。

暢子の東京行きをどうか許してやってください。

そのために、給料の前借りまで。

この行為は良子も同じ。

みんなそれぞれ家族がとても大切。

困っているときはお互い助け合うことが当たり前のような。

暢子の応援団

早苗は暢子といつまでも親友でいたい😭

今日のエピソードの中で早苗の反応がとても心温まるものだった。

大学に合格したことを後輩たちと無邪気に喜んでしまったが、後から東京行きがダメになった暢子をおもんばかる。

はしゃぎすぎた。

暢子 ごめん

自分のとった行動が、ひょっとしたら相手を傷つけるかもしれない。

現代人の我々はそういったことをまるで気にすることなく日々暮らしてしまいがち。

多分、日本人の美徳の1つとして感情表現を決して大げさにしてはいけないと思う心がある。

喜びも悲しみも、表現するのは自由だが、それを誰かに見られた時、見た人が不快に思うようでは良くないと。

それにしても、暢子には心強い応援団が。

なんとなくお金も手元に揃ってきたような。

東京へ行けるのかな?

ちむどんどん 恩を倍にして返す決意

 

昨日の最後の方で比嘉家まで押し掛けた下地先生。

とっさに賢秀をかくしてその場を取り繕うとする母優子。

今日描かれるのはその続き。

なぜ?の疑問を残しつつ、歌子が下地先生の前で1曲披露することで賢秀の罪を許してくれるそうな。

どういういきさつでそんな理屈が成り立つのか不明だが、下地先生なりの希望とかあったみたい。

特に歌子が「椰子の実」を歌い終わってからの様子。

すぐ横に布をかぶせられた賢秀が潜んでいることを見破っていた。

確かにあまりにもバレバレな隠し方だったので。

物語は賢秀が詐欺に引っかかった後の様子が描かれる。

下地先生には許してはもらえたけど、賢吉おじさんには許してもらえそうもない。

暢子の東京行きに暗雲が立ち込める。

しかし、家族の中にいる賢秀の能天気さには呆れる。

彼はこの物語では「だめんず」として描かれるが、まさに典型的なダメ男。

“こんな人間にはなっていけない”の象徴みたいな存在として描かれている。

今週のエピソードはまだ始まったばかり。

暢子の東京行きを叶えるためには一体どんな手立てが?

賢吉おじさんの前でみんなかしこまる😓

目次

さとふる

歌子の「椰子の実」

アカペラで歌う「椰子の実」

下地先生は、賢秀から突き飛ばされたことを咎めたわけではなさそう。

彼女のセリフの中に

音楽を冒涜したことを許さない!とあった。

彼女にとって大切なのはどこまでいっても音楽。

物語の中によく出てくる“魂の叫び”こそが彼女が最も求めている状況。

足を複雑打撲して歩くのもままならないと言いつつ、何の違和感もなくすっきりと歩いてみせる。

音楽こそ人生の全てと下地先生

先生の前で歌子が歌って見せることで、罪を許すと言う。

よくわからない理屈ながら、歌子は昔から得意だった曲「椰子の実」をアカペラで

プロの歌手でも、アカペラで歌声を披露するのは躊躇する人が多いと聞く。

簡単な理屈で、ごまかしが一切通用しないから。

役者が鼻歌などを歌うシーンも映画やドラマでよく見かけるが、あれも思っている以上に難しいかもしれない。

普段何気なくやっていることを演技でやることこそ値打ちがあると言える。

それにしても上白石萌歌の素直な歌声は、物語の中でも際立っていた。

この歌声は何度か録音されているだろうけど、ずいぶん昔に、確かお父さんが亡くなったときのエピソードでも流れていたような気がする。

ネットで検索してみると上白石萌歌本人の歌声だと。

賢吉おじさんの剣幕

貸したお金が戻ってこない💦😱

1騒動の後、夫婦で比嘉家にやってきた賢吉おじさん。

今まで、直接は紹介されていなかったが、お母さんが親戚から借りたと言っていたお金はやはりこちらのおじさんから貸してもらったもののようだ。

セリフの中に『元金だけは戻る』

このことを繰り返し話していたけど、基本詐欺事件なので、一切合切戻ってこない。

これから、どんなふうに貸したお金を返してもらえばいいのか。

物語の中では、守銭奴のように描かれるおじさんだけど、実際は優子から頼まれてお金を貸している。

それなりの信頼関係がなければそういった貸し借りは成立しないわけで。

物語の中では“本当に嫌なおじさん”としか描かれないけど、それなりの親戚付き合いもあるんだろうなと。

今日のエピソードの中では、賢秀に東京に行ってお金を稼ぐように促していた。

そして、暢子の東京行きを言下に否定

確かに、言われた通り東京へ行くためには交通費がかかり、さらには住居を定めるための保証金だって必要。

どこでもそうだけど、手ぶらで行って何とかなる土地なんかこの時代にもなかっただろうと想像する。

反省のない賢秀

家出を決意😓

それにしても賢秀のクズっぷりは筋金入り。

自分のせいでみんなを苦しめて家の中をめちゃくちゃにしているにもかかわらず、のんきにご飯の催促。

わざわざここまでして周りに嫌われるような描き方。

このドラマの中では当初から、この傾向は強かったと思う。

そこまでやらなくても良いと思うようなだめぶりをあえて描こうとする。

賢秀は妹の暢子に申し訳ないことをしたという思いが湧き上がってきたようだ。

その結果、妹の夢を何とかして叶えてやろうと行動に出ることに。

物語の最後の方で描かれたけど、どうやら家出したみたい。

バス停での様子がさらりと描かれていた。

暢子の憂鬱

悔しさを隠し切れない暢子😭

賢秀のしでかしたことによって、東京行きがダメになってしまう。

友達みんなにも告白して、誰もが知ることになった話を、今更振り出しに戻せとはあんまり。

そのことを考えると悔しくて涙がこぼれてしまう。

東京に行ってコックになります😍

先週最後のエピソードでみんなに告知していたね。

残念ながら、別な場所ででも働く必要が出てきた。

比嘉家の借金を考えれば、とても自分勝手な好き勝手なことなどできるはずもない。

比嘉家の人たちはその点で皆律儀にまとまっている。

恩を倍にして返す決意

騙された!受け入れられない賢秀😓

物語の最後の方で語られた賢秀の気持ち。

家族以外から生まれて初めて褒められた。

褒めてくれた人を頭から信用した。

普段、賢秀が何を求めているかよくわかるエピソード。

お金のあるなしはともかく、彼は周りから認めてもらいたかった。

そのために様々な行動を起こし、たくさん失敗してきた。

詐欺事件の投資話も、起死回生を狙った作戦だったろう。

結果は無残なことになってしまったけど。

さて今週のエピソードは残りの三日間で、今回のエピソードにどんなオチがつくんだろうか。

ドクター・ストレンジマルチバースの不思議な世界観

 

ドクターストレンジの最新作を見てきたのでブログにアップすることに。

テレビのコマーシャルもそうだが映像は見事としか言いようがない。

映画の内容はと言うと、実は今思い出してみてもどういった世界観で描かれていたのかいまひとつピンと来ていない。

かなり複雑な作りになっていたと思う。

封切り中の映画なのでネタバレするのは失礼だと思いながら、とりあえず当たり障りのない範囲で論評してみたい。

思い出してみるとどうやら多重世界について描こうとしていた。

マルチバースと言われる所以。

宇宙には様々な世界が隣接しており、それぞれの世界に自分たちと同じ存在がいるとの設定。

物語の中で描かれたいくつかの世界の中で、それぞれ主人公のドクターストレンジが存在していた。

さらにはそれぞれの世界に我々がよく知る登場人物も。

物語の設定はその世界の中でいくつかの軋轢が生じて、世界観が変化するような。

ストーリーのユニークなところはマーベルシリーズの様々なキャラクターが一堂に介すること。

そして、昨年封切られたマーベルシリーズとストーリーが共有している部分があること。

結果として、理解するタイプの映画ではなく映像を見て感じるタイプの映画なことを実感。

こちらが映画の主力となるポスター

目次

「さとふる」でふるさと納税!

主人公ドクターストレンジ

過去作と比べると若干老けた感じが

この映画は今回で第3作になる。

マーベルシリーズの中でも不思議な設定で描かれるこの物語は、どちらかと言えばコンセプトは東洋的。

主人公は優秀な外科医だったが、大怪我をした後 自分自身のスキルを元通りにするために東洋の魔術を学ぶことに。

そこで、特殊な能力を身に付けることでドクターストレンジと呼ばれるように。

ベネディクトカンバーバッチが主演するこのキャラクターもお馴染み。

改めて調べてみると彼はイギリス王室の血を引いている。

由緒ある家柄の生まれのようだ。

ドクターストレンジのチャールズ役が有名だろう。

このキャラクターのままで同じマーベルシリーズのスパイダーマンやアベンジャーズにも登場する。

映画館のポスターはこんな感じ

物語の中では様々な世界にストレンジが登場する設定になっている。

いろんなタイプのドクターストレンジを見ることができる。

物語に出てくるワンダとは

物語のキーマンとなったワンダ

物語の中で特に重要な役割を演じていたのが彼女。

実は、今回のストーリーだけで彼女の役割を説明するのは厳しいかもしれない。

アベンジャーズの中で登場するワンダがこの物語にも登場

そして彼女はビジョンと結婚して2人の子供を設けている。

別な作品に登場

今回の作品ではこの子供たちとの関わりが重要なテーマとして取り上げられていた。

物語の設定は

多重世界を行き来することができる少女が物語の中心に

ソーチーゴメスが演じるアメリカチャベスが今回の物語で特別な役どころとして登場。

多重世界の中で様々な次元に自由に行き来できる能力を保有

ワンダとアメリカが物語の主要なキャラクターとして取り上げられていた。

今思い出してもかなり複雑な絡みになるので、いまだにどういった筋立てなのかよく理解できない。

他の映画作品の登場人物も参加

X-Menのチャールズエグゼビアも登場

X-Menのプロフェッサーが登場してくるあたり、いかにもマーベル作品だなと思わせる。

それにしてもパトリック・スチュワートは現在81歳

画面を通して見てもかなりの高齢だと言える。

しかし、車椅子に乗る設定はそのままで元気に演技していたね。

重要な役どころで、物語を分析する立場にあったような。

この映画は、いくつかの作品を統合するような意味合いを持っていそうだ。

まとめ

映像の凄さは天下一品

作品を見て、映像の凄さに圧倒されることしきり。

コンピューターで作る映像は、最近の映画では当たり前になっているが、その中でもこの作品の凄さは際立っていると感じるね。

主な著名なシーンはすべて戦闘シーンで埋め尽くされるが、コンセプトとしては

多重世界。

母親の愛情。

世界を守ること。

この3つが大きなテーマとして取り上げられていたように感じた。

映像の凄さに圧倒されるばかりで、物語のディティールに至る解釈は未だによくわからない。

しかし、この映画は理解する作品ではなく、感じればそれで良いのだと改めて考えてみる。

久しぶりにストレス解消になる4DX 3D作品

ちむどんどん 全てが振り出しに戻る時

 

先週のめでたしめでたしのエピソードはどこへやら。

週の初めで描かれたちむどんどん。

やはり気がかりだった賢秀の詐欺事件

彼の踏み入れた世界は全てを台無しにする事態に。

あの「我那覇」はあちこちで知れ渡った筋金入りの詐欺師。

当時の沖縄は翌年に通貨変換を控えていて、その時の手続きに乗じた様々な詐欺事件があったような。

当時のレートでは1ドル360円の固定相場が採用されていた。

実際に通貨変換された時は1ドル300円程度と想定されるが、実体経済の有り様として1ドル180円程度で落ち着くのではと言われていた。

つまり1ドルを本来360円で円に換金できるものが半分にしかならない

当時の沖縄の人たちは皆ドルでお金を保有していたようだ。

通貨が切り替わることでその財産が半分程度の価値になってしまう。

そのことを悪用した詐欺事件。

1ドル720円で交換してくれる特別な配慮があるらしいと。

世の中にうまい話なんかあるわけない。

本人の努力と、幸運の度合いによって未来は決まってくる。

詐欺の全容が明らかに😱

目次

闇堕ち賢秀

母親に力説する賢秀 だますほうも悪いがだまされる方もなぁ…😭

賢秀にはどこまでも甘い母親。

この親子には厳しい仕返しが。

賢秀は一攫千金を夢見て詐欺話にまんまと引っかかってしまう。

もともと真面目に働くことが苦手だった彼は、母親に頼み込んで1000ドルのお金を準備してもらった。

母親はおじさんにもう一度頭を下げて“すぐに返すから”の条件付きでお金を借りる。

しかし、これがとてつもなく残念な結果に。

当時、通貨交換を利用した詐欺が横行。

1000ドルは明後日2000ドルにしてここへ持ってくるとの話。

もしうまくいかなくても元本だけは必ず返すとの口約束。

今の日本人ならほとんどの人は騙されないだろうと思うが、これが身内とか知り合いとかから、言葉巧みに言い寄られると怪しくなってくる人もいるのでは。

比嘉家

お祝いにフレンチトーストを披露

1000ドルが2000ドルになることで多少の余裕ができると考えていた比嘉家。

暢子は東京に行けると思い込み、この日の朝 お祝いにとフレンチトーストをみんなに振る舞う。

もう、すっかり料理人気取りで、東京へ行ったら銀座に住むとかレストランのコック長とかあることないこと様々な妄想が暴走。

しかし、女だけの会話の中で、賢秀のことが話題に上っていた。

昨日の夜帰らなかったこと、さらには1000ドルが2000ドルに化ける話は本当なのかどうかと。

比嘉家は賢秀がいることで家全体の運命も大きく変わることになりそう。

せっかく順調に返していた借金も元通りどころか、ひょっとしたら増えているかもしれない。

何よりもすぐに返すと言ってしまったお母さんはお金が入らなくなったときにどう対応すればいいんだろう。

何よりも、賢秀には甘すぎた対応がこんな結果を招いてしまった。

世の中の厳しさを多少なりとも教えていかなければ、苦労をさせたくないとかのびのび育てたいとか、純粋培養で人を育てるとこんなことになるという見本みたいな話し。

錯乱賢秀

騙されたことを知ってどうしていいか分からなくなる

賢秀は自分が騙されていたことを知ってついに錯乱する。

店の中で大暴れする賢秀。

実はこれがさらに問題を大きくする大変な事態に。

暴れた時に店の備品などを相当数破壊。

その損害賠償をしなければならない。

さらには店が休業するようなことがあればその保証も請求される。

そしてもう一つとんでもない付録が。

店で暴れた時、歌子の音楽教師 下地先生が同席していた。

その先生に暴力を振ったことで訴えられてしまった。

高校としては可能な限り穏便に済ませたいとの事だが、先生はそんな風には考えない。

ついには比嘉家の自宅にまで押し掛ける事態に。

逃げ回る賢秀に布をかぶせてかばおうとする母親。

なるほど、どこまでいっても自分の息子は可愛くて、守ってやらなければと考えるようだ。

本当は、厳しいようでも痛い目に合わなければ本人の成長にはならないんだけどね。

すべてが壊れてしまう時

東京行きも白紙😓

今まで培ってきた様々な努力はどうやら皆台無しにされそうな雰囲気。

姉良子は必死に頑張って学校の先生になれたけれど、もし万が一兄が起訴されるようなことになれば学校の先生を続けていくことも苦しくなる。

そのことを涙ながらに賢秀に訴える。

兄が遊び呆けているときに自分は必死で努力をして先生になる夢を叶えた。

それが今兄のせいで場合によっては先生を辞めなければならない。

一体どうやって責任をとってくれるんだと。

賢秀にはほとんど責任能力はなさそう。

自分が悪かった。

申し訳ない。

この考え方が出てこないウチはこの先何をやったってろくなものにはならんね。

今日は、今週のエピソードは始まったばかり。

また、とんでもない問題提起で物語は描かれる。

沖縄を舞台にした「ちむどんどん」は、沖縄の人たちがこんなトラブルに巻き込まれていることを描くが、正直ギリギリ許せるかどうかと思う。

日本全国、騙されやすい人はいるけれど、沖縄でこんな話が描かれると、まさかと思いつつやりすぎではと思わないでもない。

明日以降の展開に注目するしかない。

鎌倉殿の13人 決着源平合戦

 

今週は源氏対平家の決戦に決着が。

壇ノ浦の戦いで義経は見事に平家を打ち破る。

物語の中で描かれた源義経は戦いの申し子。

勝ちにこだわる義経は過去から伝わってきた戦いのセオリーなどまるで関係なく、勝つためだけに邁進。

壇ノ浦の戦いで義経がとった方法は、平家の船の漕ぎ手を矢で射殺すこと。

本来は兵士ではない漕ぎ手を攻撃の対象にするのは卑怯な方法とされる。

今、世の中ではロシアがウクライナに攻め入っている話を誰もが見聞きしているが、そのロシアは無抵抗な一般人も攻撃対象にしていると聞く。

義経のとった方法がまさにそのようなもの。

義経の勝利は、源氏の勝利だったが、そこには朝廷を始め幕府などの様々な人たちの立場で必ずしも喜びをもって向かい入れられたわけではなかった。

朝廷は後白河法王が巧みに義経に取り入り、頼朝のいる鎌倉へ戻ることを許さなかった。

物語で語られる後白河法王はくわせもの。

周りにいる武士たちは自分に都合の良いように利用するだけ。

当初、平家の庇護の下にいたが、平家の形勢が危うくなると源氏の方に寝返る。

実はこの後白河法王は源頼朝亡き後、今回の物語の主人公北条義時と承久の乱で会いまみえることになる。

今日は、義経の伝説的な活躍と同時に、彼がいかにして鎌倉からホされてしまったかが詳しく語られる。

壇ノ浦の戦い 丘の上から海の上の戦場を眺める義時

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源義高亡き後の大姫

深く傷つき心を閉ざしてしまった大姫

木曽義仲の息子源義高は頼朝の長女大姫の許婚。

しかし、木曽義仲が謀反の疑いで討たれたことで息子も命を落とすことになる。

先週語られた切ない物語。

大姫の命をかけた訴えで頼朝の命令も替わったと思った直後だったが、時既に遅し。

義高は首桶の中に収められて変わり果てた姿で鎌倉の御所へ。

実際に、義高の首を見たわけではなかっただろうけど大姫は自分が心から慕った義高の死を幼いながら理解したようだ。

政子達はそんな娘の様子が気がかり。

この頃ちょうど八重が保育園のようなものを開いていた。

そこで面倒を見てもらおうと言うことに。

しかし、一旦閉ざした大姫の心が開く事はなかった。

義経伝説

義経八艘跳び

源義経の伝説が語られる。

戦は勝たなければ何の意味もないと信じて止まない義経。

勝つためには手段を選ばない。

たとえ卑怯だと言われるような方法でもそれが勝利に貢献するとなれば迷うことなく採用。

壇ノ浦の合戦でよく知られているのは、平家軍500艘、源氏800艘の船による戦い。

平家の船団はこの当時最強とされていた。

源氏が数字的に勝った勢力で戦いを挑んでも勝ち目は薄かったようだ。

義経はその戦いに勝利するために、禁じ手とされる船の漕ぎ手を狙った。

兵士ではない人間を殺す事は卑怯なこととされるが、戦いに勝つためには容赦ない無慈悲な戦法。

漕ぎ手を狙え〜😡👹

さらには、義経本人が人並み外れた身体能力で今にも伝わる様々な武勇伝が。

船から船と軽々と飛び移り、敵の兵士を切り殺していく。

意外と知られていないことだが、この当時の武士が身に付けた鎧甲。

総重量は30kgほど。

これが一体どれほどの重さかと言うと、今農家の人が米を出荷するときには30キロを2袋で60キロそれを1俵と数える。

この30キロを何度も運んだことのある私から言わせてもらえば、これだけの重さを身体にまとわりつかせてまともな動きなど絶対に不可能だろうと。

それぐらい厳しい重さ。

なおかつ、この当時の平均的な男性は身長150センチ代、体重も50キロそこそこだったろうと推察。

源義経は当時の平均的な男性より小柄だったと言われている。

そんな男子が30キロの具足を身に付けて軽々と船から船へと飛びまわるのだ。

伝説が生まれたとしても何ら不思議は無い。

平家滅亡と安徳天皇の最後

平家は滅亡 安徳天皇は入水

壇ノ浦の戦いで敗北する平家。

平宗盛はかろうじて命を長らえることができたが、この時安徳天皇を始め何人かの女官たちは入水。

その時3種の神器のうちの1つ、「草薙の剣」はそのまま海の中に沈んでしまった

この後必死で探したようだがこの辺は、海流がとてもきつくて、およそ探しきれるものではなかっただろう。

源氏が平家に勝った戦いとされているが、天皇を死なせてしまったこと、さらには3種の神器をきちんと取り返せなかったこと等を考えると本来の意味の勝利とはほど遠かった。

朝廷と鎌倉に弄ばれる義経

その強さは鬼神👹

義経は平家を滅ぼすことには成功したが、その勝利は後白河法皇にいいように利用されることになる。

法皇は義経が気にいったとして鎌倉に帰ることを許さなかった。

実はこれが、頼朝にとってはとにかく気に入らない。

頼朝の周りにも義経との間に亀裂が入るように仕向ける勢力が。

実はこれ、この時義経の後ろ盾になっていた後白河法王が目指していた策略だった。

頼朝と義経を仲違いさせるために策を用いたと考えられる。

後白河法皇の思いのままに鎌倉は義経追放を決めるようになる。

義経は平宗盛の護衛として鎌倉に向かうが御所に入る事は許されなかった。

さらには物語の中で語られていたが平宗盛に手紙を代筆してもらっていたが、それがまた逆効果。

頼朝と義経の不信感を解消するどころかむしろさらに関係は悪化することになる。

義経はその手柄ゆえに源頼朝に取って変わるような勢力として見られていた。

そんなことを頼朝が許すはずもなく。

鎌倉幕府の影で暗躍する勢力

梶原景時 義経排除を画策

頼朝に義経追放を進言する梶原景時。

彼の意見を聞き入れて頼朝は義経を鎌倉から追放することを決めるのだ。

この行為はさらにエスカレートして義経を木曽義仲同様討ち滅ぼすまで継続される。

物語が巧みに構成されているので、それぞれの登場人物たちの胸の内が違和感なく伝わってくる。

義経は勝利のためには手段を選ばない非常なサディストとして描かれてはいるが、何人かの周りの人にはきちんと心を開いている。

平宗盛の願いも聞き入れて親子の対面を果たしている。

また、かつて世話になった農民たちにもきちんと礼を尽くしていた。

今日描かれたエピソードは、疑心暗鬼の中身内といえども信じられなくなれば殺し合うしかないと言う日本の歴史の中のドロドロした部分が脚本家の優れた手腕によって描かれきった。

ちむどんどん1週間振り返り 比嘉家の子供たちそれぞれ

 

比嘉家の家族それぞれについて描かれた1週間。

主人公暢子を中心に様々なエピソードが交錯する。

長兄の賢秀。

彼は性格が災いして定職に就くことができない。

そして今週過去最低と思われるアクシデントに見舞われる。

それは見事に詐欺に引っかかってしまうこと。

さらには長女の良子や、末っ子の歌子などそれぞれどんな風な人間関係か、詳しく解説された。

暢子は先週の流れを受けて内定していた就職先を自ら断ったことで、自分の進むべき道に悩みを深めることに。

そんな中、舞い込んできた料理の腕前をみこまれた料理大会の助っ人。

ここで本領発揮することになった暢子。

さらには料理大会に参加することで自分の進むべき道もしっかり発見することができたらしい。

振り返ってみれば物語は、いくつかの試練を乗り越えながら前へ進もうとする家族のストーリー。

設定は料理上手 もちろんきちんと指導を受けて😍

目次

さとふる

暢子の憂鬱

母親に胸の内を告白

暢子と賢秀は似たところがある。

それは正義感が強く、大切な人のためには自分を犠牲にしてでもつくしたい。

今回、内定先を自ら断ったことで暢子は高校卒業後、何をすべきか見失ってしまった。

進路が決まらない中、憂鬱な日々を過ごしていたところ、彼女の料理の腕をみこまれてある依頼が舞い込む。

母校やんばる高校で開催される産業祭の出店に協力してほしいとの事。

大好きな料理ができることで、彼女なりに“やってみよう”と気持ちが切り替わる。

料理部の助っ人として、自ら得意な沖縄そばをメンバーと協力してより美味しくグレードアップするために日々奮闘努力。

無事完成😍❤️

ライバル高校には有名な女優さん達も登場していて、ストーリー的には大いに盛り上がったね。

みんなで記念撮影😍ストーリーには関係なくみんな仲良しだわ🤣

賢秀と母優子

賢秀には甘い母優子

賢秀は一攫千金を狙うあまり、ついに詐欺に引っかかる。

母親に頼み込んで用意してもらった960ドル。

結果として、まんまと騙し取られる。

自分の信じた話が、まったくのデタラメなことに気づかされる賢秀。

さて、このままで来週に行くにはちょっと切なすぎる。

母優子のセリフにも切なさが漂う。

彼女は良子から、「お金を渡していないだろうね!」と釘を刺されたものの、実際は信用してお金を渡してしまっていた。

しかも借金までして。

ここの母親の良いところは、子供たちを理屈抜きに信頼していること。

しかし、そのせいでかなりな不利益を被ってきたはず。

きっと沖縄の人たちの心根の優しさの象徴として優子は存在しているんだろうなと、改めて感慨深く物語を拝見する。

良子の交友関係

良子は石川君が好き でも里美から横槍が😅

良子の彼氏は石川君。

彼の不器用さも物語の中で際立って描かれる。

勉強会と称して2人でデートすることもしばしば。

この時代の若者は、こういった真面目さと冒険心が同居していたようにも思う。

私自身が暢子と同い年なので、彼らは先輩に相当するのだが、戦後すぐに生まれた世代で、その当時の混乱した世相を背景に育ったことがあるだろう。

日本は教育制度が戦後がらりと変わった。

私が思うにその影響を1番受けた世代だろうと感じる。

このエピソードの中には2人の親友と設定された“里美”の存在が。

実はこの彼女がとんでもなくしたたかで、2人の間に絶妙に邪魔をしに割って入る。

そんなエピソードも今週詳しく描かれていた。

2人はどうやら相思相愛の関係がこのまま続いて将来的には一緒になるような雰囲気だね。

歌子の才能

下地先生から逃げ回る歌子

歌子を演じている上白石萌歌。

彼女は歌手活動も行うほどの実力者。

物語の中では惜しげもなくアカペラで様々な楽曲を歌ってみせる。

その彼女に惚れ込んで才能をさらに伸ばそうと近づいてくるのが下地先生。

片桐はいり扮するこの先生は、何かにつけて歌子につきまとう。

必死に逃げまわる歌子と先生の様子は、典型的なドタバタ劇。

2人の追いかけっこが物語の中でどれだけ繰り返されただろう。

予告編の中ではどうやら諦めて、歌子がステージで歌うようなこともありそう。

来週の展開

やんばる高校

ここがロケの行われた場所。

どうやら予告編では暢子は東京行きを希望している。

物語の当初の発表でも東京での出会いがいろいろ準備されているような。

東京でレストランのコックになる夢は果たしてどんなふうに叶えられるのか。

また、比嘉家の家族それぞれがどんな道で暮らしていくのか。

個人的には詐欺に引っかかった賢秀の去就に大いに注目。

ちむどんどん やんばるナポリタンデビュー

 

昨日の最後で、恐れていたアクシデントが。

「やんばるそばの命」とも言える“だし汁”がなくなってしまう。

本来ならばそれで開店休業になってしまうところだが、暢子はすぐに次の作戦に。

今ある材料で自分の持てるテクニックを駆使して何ができるだろうかと考える。

そこで登場するのが自分の「美味しいものノート」

ノートを検索して目についたのがナポリタン。

言わずと知れた日本製スパゲッティーの定番メニュー。

これをやんばるそばに応用できないかと考えた。

具材はそのまま転用。

ただし、味付けはナポリタン風。

正直なところ、ナポリタンはケチャップ味なので、山原そばに応用するとケチャップが勝っちゃうんじゃなかろうかと想像してみる。

多分その辺をうまくクリアしたんだろうなと勝手に推察。

さらにはこの物語の最近のストーリーではお馴染みのシーンも同時進行。

歌子や良子のエピソードもしっかり。

そして、なんといっても

賢秀の詐欺話がとうとう本人も自覚する緊急事態

物語の最後には来週の予告編も描かれた。

物語はいよいよ本格的に始動。

これが本来のやんばるそば

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鮮烈デビューやんばるナポリタン

こちらがモデルになったそうめんのチャンプルー

物語では主人公のキャラクターというか持ち味はとても大切。

暢子が食いしん坊な事はよくわかっていたし、運動神経抜群なのもわかっていた。

でも今までずっと見てきて、今日の物語でこれこそが本名と思える彼女の一大特徴が。

それは緊急時に対応できる側応力

彼女は突発的なアクシデントを回避する特別な能力が備わっているような気がする。

ノートにしっかりと書き記されたナポリタンのレシピ

普段から食べることに関して努力は決して怠らない。

その結果、優れた対応力を生んでいる。

要するに、家庭の主婦がありあわせの材料で食事を用意するのと意味は一緒

物語で描かれるからなんかすごいことのように思うけど、家庭の主婦とか自分で料理をする人などはおそらくほとんどの人が持ち合わせている一般的な能力だと。

しかし、このアイディアはまさにドンピシャリで、

山原高校は見事勝利を勝ち取ることに。

賢秀 アウト😱🥶

賢秀は御曹司金吾から自分の相手が詐欺師であることを知らされる

賢秀は一攫千金を夢見て、可能な限りのお金を集めて「我那覇」に預けてしまった。

確か900ドルとちょっとだったと記憶。

実はその「我那覇」は警察でも名前の知れた有名な詐欺師だと発覚。

良子に言いよる喜納金吾 彼から詐欺師情報がもたらされる

この物語の私が気にいっている点は、演技している俳優たちを見ているとどんな役割を担っているかが瞬時にわかること。

「我那覇」は見るからに詐欺師の顔で登場していたよね。

そして、賢秀は子供がそのまま大きくなったような危うさが。

騙されるべくして騙されたようなもの。

確か親戚から借りたお金だと言っていたけど、どうやって返済する?

こういったトラブルが人生ではほぼ必ずと言っていいほど起こってくるけど、どう防ぐか、どう対応するかでその人の値打ちが決まるんだよね。

賢秀には良い試練になったのではと感じたけど。

良子とおなじみ歌子

石川君は里美と大喧嘩 歌子は相変わらず下地先生に追いかけられる

良子と石川君はどうやら相思相愛の間柄。

ただし、今から数十年前の若者だと男子はこんなにも引っ込み思案だったんだと改めて感慨深く見させてもらう。

全員では無いだろうけど、“結婚してくださいとか、結婚を前提に付き合ってください”ってことが勇気がなくて言えなかったみたい。

そういった純粋培養みたいな若者がいた反面、里美のようなしたたかな女性たちも。

どうやら誤解が解けたようで、2人の関係は間違いないものに。

歌子 みんなの前で歌ってごらん😅😍

歌子と下地先生は相変わらずのドタバタ枠で登場。

先生が歌子を追いかける。

この追いかけっこは今までこの物語に何回登場してきただろう。

予告編を見た限りでは、来週どうやら諦めて歌子が歌を歌うようなそんなシーンも。

歌が上手い枠で登場している上白石萌歌。

いずれきちんと歌声が披露されるはず。

暢子の進む道

東京へ行ってレストランのコックになる😍😅

山原高校と山原南高校の一騎討ちになったヤング大会。

結果を見ると、僅差でやんばる高校の優勝となった。

息を呑んで結果発表を見守るに

優勝したことで、暢子は相手高校のキャプテンひとみに握手を求める

実は、かなり著名な女優さんを惜しげもなくちょい役で起用

結果発表の後のエピソードの描き方が、朝ドラにふさわしい爽やかなものだった。

今日のエピソードの最後で暢子は東京へ行ってレストランで働きたい

との希望を皆の前で宣言。

ちむどんどんでは、あらかじめ配役とか主なストーリー展開が発表されているので、このまま東京編につながるものと推測。

ただし、来週の予告編では例のおじさんの大反対の様子も描かれていた。

多分、あのおじさんから詐欺師に払ったお金を借りたんだろうと推測。

やっぱりあのおじさんからの借金だからかなりまずいんじゃなかろうかと想像するけど。

また、物語は軽くしか触れていなかったけれど、島豆腐の智が店のマスターから給料アップを却下されたことに触れて、必ず自分の店を持つと宣言していたシーン。

横にいた歌子が応援すると言っていた部分。

ストーリーは料理に関係しているから、物語的には生きてくるんじゃなかろうかと考える。

そして3姉妹のそれぞれの恋のお相手もこれからはとても気になるよね。

そんなこんなで無事1週間終了。

 

ちむどんどん ヤング大会開催

 

いよいよ開催になったヤング大会。

暢子の本領発揮といきたいところ。

物語を見る限りでは、どうやら誰にも負けない美味しい沖縄そばが振る舞われているような。

しかし、それでは物語的にはさほどの面白さは感じない。

今回は大会とのことで競技会の意味も兼ねる。

勝ち負けを決める戦いなわけで、そうなると勝つためにはどんな方法を取ればいいのかと、皆工夫することしきり。

暢子たちのチームはひたすらおいしさ重視で、麺の選定から出汁の取り方に至るまで、いたる所で皆の意見を取り入れて追求の手を緩めなかった。

対するライバル山原南高校は、ふんわり仕上げたカップケーキで勝負を挑む。

さて、暢子たちが順調にお客さんの指示を得ていたところ、思いがけない横槍が。

どの高校にも、バックには大人たちが控えていて、自分たちの勢力拡大を画策していた。

今日は、ヤング大会の様子や比嘉家の金銭問題なども同時進行で描かれた。

賢秀はどうやら罠にかかったな。

撮影中のオフショット 手元に気をつけて💦

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さとふる

闇堕ち賢秀

賢秀は愚か お母さんも巻き込んで💦

 

賢秀は金融関係の太いパイプを持つと言う輩にあっさりと言いくるめられてしまう。

最初は10,000ドル用意しろと言われていたが、トーンダウンして1000ドルでも受け付けると言うことに。

賢秀があちこち駆けずり回って用意できたのは900ドルとちょっと。

それでなんとか頼み込んで受け付けてもらえることができた。

ちなみに用意できたお金は母優子が親戚から借りたものだと物語の中で説明が。

預かり証なるものを渡していたけれど、こういったものは詐欺師が常套手段でよく使う手。

かわいそうに、このお金が戻ってくる事は無いだろう。

1000ドルが、2000ドルになるとの触れ込みだったけど、おそらく真っ赤な嘘だと。

信用してもらえるためにはあらん限りの嘘で話を固めている。

特にうまくいかなかった場合は元本をそのまま返すなど。

さらには必ず儲かるなど、詐欺師が使う様々な手練手管に騙されてはいけないのだ。

ヤング大会暢子たちのチーム

ヨッシャー😅出来上がり😍

暢子たちのチームは、最初やや出遅れてはみたものの、順調に注文をさばけるように。

このチームはチームワークも良好で皆頑張ってはいるけど、ちょっとドタバタするのがたまにきず。

特に下級生の中に眼鏡をかけたドジな女の子が1人。

物語の最後の方で明らかになるが、彼女はこともあろうにせっかくとった出汁すべてを床にぶちまけてしまうのだ。

それというのもライバル校から思いがけない横槍が入った。

場所を変われ と。

それを除けば、このチームが提供している沖縄そばのおいしさはどうやら本物。

また、最初売れ行きの悪かった部分は賢秀がバナナの叩き売りで鍛えた口上テクニックを使って、見事に客引きに成功。

お客さんが次々とやってくるようになる。

きっかけさえつかめは、もともとおいしいものを提供しているので、口コミを呼んでさらにお客さんが立ち寄ってくれることに。

ライバル山原南高校

手前が屋良ひとみキャプテン 右後に水嶋凛扮する同級生

この涼しげでちょっとすました感じの女の子たちがライバル山原南高校の料理部。

先頭にいるのがなつぞらでもお馴染みの池間夏海。

斜め後ろが斉藤由貴の娘水嶋凛。

物語から見ればちょい役だけど、結構有名な女優たちを採用。

さて山原高校と山原南高校はライバル同士だけど、お互いの提供している食べ物がどれほどのおいしさなのか、それぞれきちんと食べてみるシーンも描かれていた。

ここでも暢子の料理に対する探究心が描かれる。

カップケーキを食べてみて、隠し味に塩を使うともっと美味しくなるとアドバイス。

スイーツ系の食べ物は、甘みを際立たせるために塩味を忍ばせるのがごく普通に使われるテクニック。

どうやらその辺を採用していなかったみたい。

この山原南高校のバックにいるのが、屋良食品らしくて、暢子が採用試験で面接を受けた会社。

この会社の社長の娘との触れ込みで南高校のキャプテンが参加している。

実は、ここで横槍が入ったのだ。

山原南高校はお客さんの入りが悪いとのことで、開催高校にクレームを。

売り場をそっくり入れ替えろと。

理不尽な申し入れで、暢子たちのチームは文句を言ってはみるのだが、そこは大人の世界の都合が優先。

とにかく場所を変われの一点張り。

そして、暢子は時間がもったいないとの思いから申し入れをすぐに受け入れる。

ここはやはりなんといっても、お客さん相手の商売なのでモタモタした方に勝ち目は無い。

アクシデントは突然に😱

順調な売れ行き、評判も上々

順調に作業が進むと思われたところで、下級生のドジな女の子がせっかくとっただし汁を床にぶちまけてしまうことに。

肝心の出汁がなければ沖縄そばは成立しないと思われた。

そんな中、暢子はおいしいものノートで挽回策を思いつく。

どうやら、今ある材料で何とか急場をしのぐ良いアイディアが思いついたような。

今週のエピソードは明日決着がつく。

ヤング大会とは言え、勝ち負けがハッキリする勝負なので、どんな結果が出るんだろうか。

仮に買っても負けても物語的にはそれほど大きな差があるようにも思えない。

この物語は一生懸命努力する部分が物語の大きなテーマになるので、勝敗はあくまでも結果だろうと推察。

 

ちむどんどん シークワーサー練りこみ麺

 

物語はいよいよ佳境に入ってくる。

比嘉家の4人の子供たちは、それぞれ自分の道を切り開くべく奮闘努力。

昨日も紹介した賢秀だけは、危ない領域に足を踏み入れつつある。

良子は恋心を抱いていた彼氏にライバルの恋敵が。

なんと、結婚の約束をしているような思わせぶりな発言。

歌子は、下地先生から逃げきったと思ったが、当の本人はまんざら嫌でもなさそうな雰囲気。

暢子は沖縄そばのグレードを上げるべく、みんなと力を合わせて更なるおいしさアップを。

そんな山原高校にライバル山原南高校から同じ料理部と名乗る1団が訪問。

新しく設定された会場の下見を兼ねながら挨拶に寄ったらしい。

ライバルと名乗った彼女は屋良ひとみ。

演じているのは池間夏海。

さらにもう1人有名人が。

女優水嶋凛

どんな子かと調べてみたらあの斉藤由貴の娘らしい。

こんな大きなお嬢さんがいたとはね。

元のスケ番デカのお嬢さんも今は女優の道に。

今週のエピソードは今日がちょうど中日に相当。

物語は1波乱も2波乱もありそうなきわどい展開が続く。

優勝間違いなし😍がんばるぞー❤️❣️

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さとふる

歌子と下地先生

歌子に産業祭で歌わせたい❤️

片桐はいりの登場シーンは基本バラエティー枠。

昨日の終わりの方で見つかってしまうと思ったがかぶせた布切れが渦巻き模様。

その渦巻きを見て目を回すなんて。

トンボじゃあるまいし。

この場面では歌子と暢子のところに母親優子と良子も戻ってくる。

先生とのやりとりの中で、歌子にぜひソロで舞台に絶たせて歌わせたいとの申し入れが。

彼女の歌声には他の人にはない大変な魅力があるらしい。

かろうじて先生の追求の手を逃れて逃げ切った形にはなるけれど、歌子自身は先生の事は嫌いではなさそう。

良子曰く“悪い人では無い”ように見えた。

音楽への情熱が多少過激な行動を取らせるようだ。

歌子は智がお気に入り😍

姉妹たちのそれぞれの恋模様も同時進行で描かれる。

意識しているのは良子と歌子だけで暢子は今のところ色恋沙汰とは関係なさそう。

危うし賢秀

お母ちゃん😓一生に一度の頼みがある😭

賢秀は完全に詐欺師のワナに引っかかってしまった。

一攫千金を夢見るあまり、儲け話に軽く乗ってしまう。

この時、沖縄は翌年の本土返還を控えて、交通ルールや使っている貨幣に大きな変更が予定されていた。

当時1ドル360円が固定されたレートだったと思う。

それが変換前は1ドルが300円に。

さらには変換直後は1ドル180円程度が想定された。

沖縄島民は皆すべてドルでお金を所有。

それを円建てにすると、今まで360円だったものが180円にしかならないわけで、要するに大損してしまう。

確かにあの頃から日本円はかなり強くなって、今は円安と言いながらも1ドル130円。

一番安い時は簡単に1ドル100円以下の取引が当たり前だった。

そのことに乗じた儲け話。

物語の作りはかなりなベタ。

見るからに詐欺師とおぼしき登場人物が賢秀を軽々と丸め込む。

かなり間抜けな話になると思うけど、そんなうまい話はどこをどう繕ってみてもありえないので。

良子の恋模様

石川君のことが好き でもライバルは強敵

良子は年頃の娘らしく、職場をつうじた男女間の付き合いもある。

かつて学生時代からの知り合いの石川君。

言うまでもなく彼のことが大のお気に入り。

良子は評判の美人で、言い寄ってくる男性もそれなりに。

製糖工場の御曹司 強い口調で拒否😤

彼女には強烈な恋のライバルが現れた。

右端の子里美は良子の恋敵

どうやら、里美は石川君との結婚をほのめかした。

気が気じゃない良子。

この頃の若い男女のぎこちなさも、物語のかなりユニークで面白いところ。

この先の展開がどうなるのか、この恋が成就するかは不明だが、物語を盛り上げるにはエピソードとして十分な重みが。

暢子の奮闘

何種類かの麺を用意 投票で選ぶ😅

暢子は産業祭のヤング大会に出展する自分自身が考案した沖縄そばを何とかしてグレードアップしたい。

みんなに、何種類かの麺を用意してどれがいいかを決めさせる。

そして満場一致で決まったのがシークワーサーを練り込んだもの。

さて、そんな中暢子達のライバル校の同じ料理部のメンバーが表敬訪問。

会場の下見を兼ねてこちらで対決する相手に挨拶をしておこうと言うことらしい。

そこでの登場人物についていくつかの発表があるらしいので調べてみたところ、意外なことが判明。

相手高校の料理部のキャプテンを演じているのが池間夏海。

実は気がつかなかったけれど言われてみてわかった。

彼女何年か前の朝ドラなつぞらに出演していた。

主人公なつの遠い親戚の役どころだったけど、ちょっと気を持たせる展開もあったりして記憶に残る。

妹千遥を探しているときに登場、もしやと思わせるような描き方だった

このときの彼女が山原南高校の料理部キャプテンとして登場する。

さらにはもう1人斉藤由貴の娘「水嶋凛」も登場するらしい。

確かに目元はお母さんそっくり

長期間にわたって登場する事はないが、どうやら物語に花を添えそうな雰囲気。

さて、物語はそれぞれが料理対決をするような展開になるようだ。

簡単にヤング大会が開かれるとも思い難い。

アクシデントなども、この様子では起こって当然な気がする。